誰ひとり取り残さない教育”の実現のためには、自治体や家庭の状況に関わらず、不登校児童・生徒の学びが保障されたモデルの開発を行うことが目的です。
教育支援センターのオンライン化を促すプラットフォームサービスの開発を通じた“公的支援の充実
◎地方都市モデルなど、様々な資源の制限があるからこそ、「人がリアル且つ対面」で行うべき支援以外は全てICTを活用していく必要があります。
▽開発事項1.リアル×オンラインのハイブリッド型教育支援センターの実現
⇒オンラインを活用したEd Tech教材やSTEAM学習プログラムの実装を行い、校内別室へのデバイス設置、家庭での支援が必要な児童生徒へのデバイス貸出の対応も行いながらデリバリーを実働させることで、教育支援センタースタッフへの質的及び量的な効果を検証する
▽開発事項2.市認定に向けた生徒・児童の成長を促すためのFBシート作成
⇒実証校である“おんせんキャンパス”独自のFBシート(通知表に代わるもの)を作成し、“教育支援センターにおける公的な発行物“という承認を雲南市教育委員会から頂くことで、個別最適な学びの促進、並びに、出席認定のエビデンスとしての活用・展開を目指す
▽開発事項3.市内児童生徒の学習ログの一括クラウドデータ管理
⇒学習ログ(個別学習計画、学習内容・時間、評価など)をクラウド上に集積することによって、学ぶ場所や時間にとらわれないデータの管理・活用と実現すべく、管理システム基盤の構想・立案を行う
実証校:不登校のサードプレイス「おんせんキャンパス」
おんせんキャンパスは、雲南市からカタリバが委託を受け運営する教育支援センターです。
廃校となった小学校を活用し、学校と連携しながら不登校の児童生徒の伴走しております。
今、雲南市は、「不登校の子どもたちの学び」を根本から見直す、新しいチャレンジを行っており、その改革の中核拠点の一つです。
実証事業の成果
オンラインとリアルのハイブリッド型教育支援センターの実現に向けて、主に下記三点に取り組みました。
尚、詳細については活動報告をご覧いただけると幸いです。
①ハイブリッド型教育支援センターの導入による生徒・スタッフへの影響、それらを鑑みた上での導入マニュアルの作成
②教育支援センターならではの”教科の3観点""以外の大切な学びを記録し、レビューする”FBシート”の開発
③上記二点を人的工数をかけずに実現させるためのデータ管理システムの開発
Ed-teck教材:Qubena(数学)
https://qubena.com/
ー
https://www.katariba.or.jp/
| 実証事例名 | 雲南市認定オンラインフリースクール事業 |
|---|---|
| 受託事業者名 | 認定NPO法人カタリバ |
| 実証パートナー名 | おんせんキャンパス(雲南市からの委託運営中の教育支援センター) |
| 実証年度 | |
| 事業カテゴリー種別 | |
| 対象 | |
| 対象学年 | 小学1~中学3年生 |
経営環境変化に対応して、事業構造や組織を変革を、人材や組織の面から推進できる「人事プロフェッショナル(人や組織に専門性をもったビジネス...
オンラインで探究学習を行えるようにすることに取り組みました。それによって、コロナ禍においても探究学習を実践し、児童生徒の興味関心を喚起...
特別支援学校の生徒のITに係る可能性を引き出し、より伸ばすことで、特別支援教育における「ITを使ったクリエイティブ教育」のあり方・実践方法...
STEAM教育を普及させるため、音楽・算数・プログラミングを横断的に学べるMusic Blocksとカリキュラムを開発し、小学校へ無償で配布しています。...
企業について情報収集をする「視点」を身につけた上で ●地域の企業が、地域や社会の課題を解決していることに気づくこと ●自分の言葉で質問で...
教育データを、学習者にかかわるあらゆる支援者・指導者が共有可能な状態にしておくことによって、特定の指導者に負荷が集中するという課題を解...
21世紀型ライフスキルプログラムの開発と効果の実証
18mの「動くガンダム」を起点としたSTEAMコンテンツ、アニメ発信のプロジェクトを題材にして、興味関心を促し、普段の生活の中にも学びがあると...