STEAM ライブラリー

EdTechライブラリー

学校BPR|学校における働き方改革

「未来の教室」通信

STEAM ライブラリー

EdTechライブラリー

学校BPR|教員の働き方改革

「未来の教室」通信

ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   アントレプレナーシッププログラムの汎用化に向けた実証事業
  • line
のイメージ1
のイメージ2
のイメージ3

実証事業 報告書

  成果報告 (2020年度)  

2020年度 の 成果報告(PDF)を参照いただけます。

「未来の教室」実証事業成果報告2020:タクトピア株式会社PDF:「未来の教室」実証事業成果報告2020:タクトピア株式会社

本事業について

目的

<学びの効果の視点>「探究的学び」の一形態としてのアントレプレナーシップ教育の効果を実証すること
<展開可能性の視点>上記を高等学校のカリキュラム内で教員によって実施可能とする教材開発をおこなうこと

概要

21世紀のリーダーシップを駆動させるエンジンがアントレプレナーシップである


(※クリックで拡大表示します)

どんな先進的なスキルが身に付いていても、社会/世界へ価値を届けるためのマインドセットが備わっていなければ宝の持ち腐れであるという意味で、アントレプレナーシップはグローカル・リーダーシップにおけるコアの役割を果たします。

3カ年の成長イメージ


(※クリックで拡大表示します)

3年間のあいだに包括的かつ複合的なプログラム学習を通じて、「社会実装のチカラを備えたアントレプレナー型リーダー」という育成ゴールを実現します。

「基礎編」プログラム構成


(※クリックで拡大表示します)

基礎編では、アントレプレナーとして押さえるべき基本的な検討のプロセスと、必要なマインド/スキル習得をおこないました。(50分 x 2コマ x 10回)

成果

科学的な分析でも効果を実証


(※クリックで拡大表示します)

プログラム受講前と修了時にアンケートを行い、 受講生の成長を科学的に調査したところ、プログラム受講前後で、「課題発見・問題解決力」「巻き込み力」「不確実性の中でモチベーションを保つ力」等が顕著に向上しました。実証パートナーの松永准教授からは「測定指標17項目中12項目(70.6%)において統計的に有意なスコアの上昇/上昇傾向が認められたことは特筆に値する。特に、本プログラムが集中合宿や海外研修などの心理的インパクトの大きい仕掛けを施さず、参加者が日常生活を過ごすなかで実施されたものであることを考え合わせると、その意義はことさら大きい」とのコメントを頂きました。

開発した教材パッケージの構成


(※クリックで拡大表示します)

実証講義をふまえ、学校先生が本プログラムを実施できるように、汎用化したアントレプレナーシップ教材パッケージを開発しました。

設計上の特徴


(※クリックで拡大表示します)

決まった答えのない学びを学校の先生が推進しやすくするよう、「試行錯誤が可能なプロセス設計」「“生徒が主人公”の指導方針」「豊富なアドバイス例+事例補足」「動画教材で授業進行を容易に」の4つの柱で設計をおこないました。

生徒の活動がスタックしてしまった場合の働きかけのフレームワーク化


(※クリックで拡大表示します)

プログラムを通して生徒に身につけてほしいのは「自主性」や「マインドセット」であり、指導側はあくまで後ろから支援する立場に徹する必要があります(正解を提供するのが役割ではありません)。ただし、検討がうまく進まない原因を分析し、次のアクションを提案することで生徒の取り組みを支援することができると考えます。今回は実際に実証講義中に起きたケースからフレームワーク化を試みました。

高校のカリキュラム内での適用パターンとその条件


(※クリックで拡大表示します)

実証校やそれ以外の学校へのヒアリングを通して、本プログラムの高校カリキュラム内での適用可能性のある代表的なパターンをまとめました。

実証環境

・アントレプレナーシップ教材(教案含む)
・生徒あたり1台ずつのiPad、ロイロノート、校内wifi環境(ただし、汎用化の構想にあたっては左記を前提しない想定でおこないました)


お問い合わせ先

Future_academy@bcg.com

サービス情報サイト
サービス事業者サイト
実証事例名アントレプレナーシッププログラムの汎用化に向けた実証事業
受託事業者名タクトピア株式会社
実証パートナー名松永 正樹 先生 九州大学ビジネススクール准教授 Ph.D. in Communication Arts & Sciences
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域東京都西東京市
実証校武蔵野大学中学・高等学校
対象
対象者初中等
対象学年高校1年生、62名

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • 高校「総合的な探究の時間」における社会課...

    学校の授業において、生徒が身近な課題を発見し解決方法を見出すこと、またそれをwebサイト等のテクノロジーを生かして実現できるカリキュラム(...

    詳しくはこちら高校「総合的な探究の時間」における社会課題解決 ~探究×ITで、社会につながる創造的な探究の実現~

  • スポーツ興行@徳島/伝統工芸@佐賀を題材...

    プロスポーツビジネスの興行を1試合運営することで、チェンジメーカー足り得る人材の育成を目指すとともに、大学生チームと連携して進める中でヒ...

    詳しくはこちらスポーツ興行@徳島/伝統工芸@佐賀を題材にしたチェンジ・メイカー育成プログラム

  • スポーツのワクワクから学び(数学・理科・...

    “遊び”かつ“ゲーム”であるスポーツのワクワク感を活用し、子ども達の「主体的・対話的で深い学び」に繋げるプログラム(教材、手法)の開発

    詳しくはこちらスポーツのワクワクから学び(数学・理科・プログラミング)への連結プログラム

  • ハイポテンシャル若手人材向けのチェンジ・...

    ハイポテンシャルな若手(学生・社会人)が新興国での社会課題解決に取り組むことで、現地社会の課題解決に貢献すると同時に、参加者が志あるチ...

    詳しくはこちらハイポテンシャル若手人材向けのチェンジ・メイカー育成プログラム~留職プログラム for Future Change Makers

  • Hero Makers 「未来の先生」へ至るEMBA型共...

    「世界のあらゆるテクノロジーを集めた教室」と「ソクラテスが教える空っぽの教室」、どちらに自分の子供を任せたいだろうか? そんな示唆的な...

    詳しくはこちらHero Makers 「未来の先生」へ至るEMBA型共創プログラム

  • 学習指導要領に紐づいた体験型授業「ABSL(A...

    企業プログラムや多様な社会教育施設のプログラムなど、児童生徒がわくわくしながら体験的に学べるコンテンツを開発・整理し、将来的には教科の...

    詳しくはこちら学習指導要領に紐づいた体験型授業「ABSL(Active Based Subject Learning)」の開発・実証

  • オンラインでの探究学習による不登校傾向の...

    オンラインで探究学習を行えるようにすることに取り組みました。それによって、コロナ禍においても探究学習を実践し、児童生徒の興味関心を喚起...

    詳しくはこちらオンラインでの探究学習による不登校傾向のある生徒の学習支援

  • Hero Makers

    私たちが考えるヒーローとは「配られたカード以上の未来を切り開ける存在」です。これからの激動の時代を生きる若者たちは、須らくヒーローであ...

    詳しくはこちらHero Makers



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室ってなに?(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら