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オンラインでの探究学習による不登校傾向のある生徒の学習支援のイメージ1
動画を使ったオンラインでの探究学習の実施のイメージ2
動画を使ったオンラインでの探究学習の実施のイメージ3
オンライン・ライブでの探究学習授業の実施のイメージ4
オンライン・ライブでの探究学習授業の実施のイメージ5

実証事業 報告書

  成果報告 (2020年度)  

2020年度 の 成果報告(PDF)を参照いただけます。

「未来の教室」実証事業成果報告2020:株式会社学研プラスPDF:「未来の教室」実証事業成果報告2020:株式会社学研プラス

本事業について

目的

オンラインで探究学習を行えるようにすることに取り組みました。それによって、コロナ禍においても探究学習を実践し、児童生徒の興味関心を喚起して学習意欲・探究心の向上を図り、学習すること、それを習慣化することの土台形成を目指しました。

概要

動画を使ったオンラインでの探究学習の実施

動画を使ったオンラインでの探究学習の実施

「NHK for School」「Dplay」「数学検定協会」の動画などを視聴することで、児童生徒の興味関心を喚起し、学習意欲・探究心の向上をはかりました。児童生徒はオンライン上にある実証用ページにアクセスし、多数の動画の中から自身の興味関心に沿ったものを自由に視聴します。また、動画の内容に紐づいた教科知識の学習動画も用意し、探究から教科への移行がスムーズに行われるようにしています。

オンライン・ライブでの探究学習授業の実施

オンライン・ライブでの探究学習授業の実施

「生物」「宇宙」「車」といった専門家による探究学習の授業をオンラインで、ライブ(リアルタイム)で受講します。授業のテーマは動画の内容に関連しており、児童生徒がこの授業を受講することによって、興味関心がさらに喚起されることを狙いとしています。

オンラインによる学習環境・支援体制の整備

オンラインによる学習環境・支援体制の整備

コロナ禍において、登校したり訪問したりしなくても、自宅などから学習や学習支援を行える環境・体制を構築しました。具体的には、Google Chromebookを児童生徒に1人1台配布し、Gmail、カレンダー、Classroomで連絡を取り合いながら、Zoomを使って学習支援を実施。学習支援は広島大学の学生の協力を得て、教員と見取りの結果を共有しながら定期的に支援内容を再検討するというサイクルで行っています。

探究学習動画の開発


(※クリックで拡大表示します)

東京大学先端科学技術研究センター「異才発掘プロジェクトROCKET」の過去に行われたプログラムを動画化しました。それらの動画を視聴することで、児童生徒に探究学習のやり方を仮想体験してもらうことを狙いとしています。

探究学習の評価指標の開発


(※クリックで拡大表示します)

オンラインでの探究学習の評価指標を開発しました。教員や支援者が、開発したルーブリックを用いて児童生徒のオンラインでの探究学習の段階を把握できるようにすることを目的としています。なお、オンラインでの探究学習のみに目的を限定するものでなく、広く応用して使用することが可能です。

成果

オンラインでの探究学習に関する教員の声


(※クリックで拡大表示します)

「動画やライブ授業によって、興味関心が刺激されたり、探究心が深まったり広だったりすると思う」など、「オンラインでの探究学習は、児童生徒の自律的な学びの機会となりうる」という声が多く挙がりました。「自分から学びたいと思えるものがあるかどうか、意欲があるかどうかに左右される」とする声も存在する一方、ファシリテートや伴走支援によって個々人に合わせたものにできる可能性にも言及されています。

認知特性と学習スタイル・学習効果との関連性について


(※クリックで拡大表示します)

アセスメント結果から、「認知特性と学習スタイルおよび学習効果との関連性」について考察を行いました。「視覚優位」の児童生徒は「動画視聴」の学習スタイルが合っていると認識している割合が高く、学習効果については「体感覚優位」の児童生徒が活動をベースとする「オンライン・ライブ授業」について学習効果があると実感を持っていることが明らかになりました。「聴覚優位」の児童生徒は学習スタイル、学習効果ともに「学校」「動画視聴」「ライブ授業」の差がほぼないという結果となっています。これらのことから、認知特性の優位性によって学習スタイルと学習効果に違いがある可能性が示唆されています。

探究の自律化に向けた段階的介入のあり方


(※クリックで拡大表示します)

不登校傾向の児童生徒における探究学習の初期段階では、「道具的サポート」によって心理的安全性を高める環境整備を行なったうえで、「情緒的サポート」によりラポール形成し、学習へのレディネスが整ったうえで学習への介入が可能となると考えられます。それまでは生活面・心理面での手厚いサポートが必要です。その後、学習フェーズに移行する段階で「評価的サポート」を随時フィードバックしながら、「情報的サポート」で必要な学習要素を提供していくことで内発的な探究へとつなげていきます。内発的探究のフェーズ以降は提案型の介入を控え、本人の提案・要請・交渉により学習が展開していくことをサポートし、自己選択・自己決定場面の構築を目指します。

実証環境

端末:Google Chromebook
通信環境:モバイルWi-Fiルーター
使用サービス:Google Workspace/Gmaii/カレンダー/Classroom/Zoom


お問い合わせ先

Future_academy@bcg.com

サービス情報サイト
サービス事業者サイト
実証事例名オンラインでの探究学習による不登校傾向のある生徒の学習支援
受託事業者名株式会社学研プラス
実証パートナー名株式会社SPACE/広島大学/株式会社NTTドコモ/Google for Education Japan ほか
実証年度
事業カテゴリー種別
実証校福山市立城東中学校/福山市立誠之中学校
対象
対象学年小学校3年生~中学校3年生

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