各自治体において財源不足が深刻化する中、教育に費やせる予算も限られている。一方で、教育現場では多様化する児童・生徒に対応するための多様な学びの機会が求められる中、教員不足・スキルを持った人員の不足等が問題視されている。
社会資源が教育に還流し、地域間格差が是正され、地方からリバースイノベーションが創出される状態
①自治体の教育資金確保に向けた課題と乗り越え方の導出
・教育資金の確保に苦戦している自治体、上手く確保出来ている自治体の類型化、課題と施策の整理
・自治体においてGCFを活用するためのロードマップ作成
②教育事業創出支援
・教育事業のテスト運営と効果検証
(例:サードプレイス運営等、地域課題に合わせたソリューションとなるよう実証内容を整理)
アンケート調査結果をもとに各自治体状況・課題ごとにTier分類
46の自治体にアンケートを実施し、各自治体の課題等を可視化。アンケート結果でGCFを活用して教育領域におけるGCF活用状況を軸にTier(階層)分けを行い、各Tierの課題や施策を整理した。
自治体においてGCFを活用するためのロードマップ作成
GCFを活用している4自治体には個別ヒアリング実施。多くの自治体や教育委員会で課題となり得るであろう庁内調整や事業立案等の際に、どのように調整を進めGCF実施に至っているかを確認し、自治体においてGCFを活用するためのロードマップ を作成した。
長野県白馬村での実証事業実施
実証フィールドである長野県白馬村ではイングリッシュキャンプを実施。今回の実証事業を通じて行政や学校側が大きく手ごたえを感じて頂けた結果、次年度以降も予算を確保し実施に向けた協議を始める可能性が出てきた。その際の財源としてGCFを活用頂くことも視野に入れて検討されることとなった。
現場での端末利用などは発生していません。
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ふるさとチョイス:
https://www.furusato-tax.jp/
ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング:
https://www.furusato-tax.jp/gcf/
実証事例名 | ふるさと納税を活用した教育資金獲得における自治体類型化と教育事業創出支援 |
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受託事業者名 | 株式会社トラストバンク |
実証パートナー名 | 株式会社Prima Pinguino |
実証年度 | |
事業カテゴリー種別 | |
実証地域 | 長野県白馬村 |
対象 |
興味関心に無自覚な児童生徒が自らの興味関心が動くまで学びから逃げずにいられる環境をミュージアムにて提供し、興味関心が芽生えたときに最短...
”越境可能な多様で開かれた教育システム”の実現に向けて、「学校・地域」「全日制・通信制」の枠を超えた個別最適で協働的な学びの実証を行う。
プラントの運転や保安などにおける課題に対し、広義のIoT、システムを利活用して解決に取り組む人材を育成する。
働き方改革/業務改善の目的は単なる時間削減ではなく「教育の質の向上」にあり、教育委員会の変容(管理から支援・伴走へ)が大きな後押しになる...
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