STEAM ライブラリー

EdTech データベース

「未来の教室」通信

STEAM ライブラリー

EdTech データベース

「未来の教室」通信

ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   『ハッケンLENS 〜リアルテックベンチャーの姿から学び、社会のために小さな一歩を踏み出す〜』 |勝田高等学校・上野中学校での実践事例
  • line

実証事業 報告書

  成果報告 (2022年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

テーマB最終報告書 株式会社リバネスPDF:テーマB最終報告書 株式会社リバネス

本事業について

目的

①STEAMライブラリをアントレプレナーシップ教育の文脈で活用できるか検証、②起業ゴールではない起業家”精神”教育に資する教材開発、③反転学習とジグソー法を活用して1コマ完結の授業が実現できるかの検証

概要

研究開発型ベンチャーの創業者の語りから、起業家"精神"を学ぶ

2022年2月岸田内閣総理大臣は、同年をスタートアップ創出元年と宣言し、スタートアップ育成5カ年計画として、起業家教育を明記する方針を発信した。今後、起業することやビジネス創出を目的とした起業家教育が増加することが予想されるが、より本質的に次世代に求められる、社会課題に果敢に挑戦する姿勢「アントレプレナーシップ(起業家”精神”)」を研究開発型ベンチャー創業者の語りから学び、生徒たち自身の視点で言語化する。

反転学習とジグソー法を活用して1コマ完結授業を実現

学校の授業で、STEAMライブラリを活用した探究的な学習やSTEAM教育を実践する上で、コンテンツの必要コマ数が多いと導入しづらいというフィードバックを受け、反転学習とジグソー法を活用して1コマで完結できる授業を開発・実証した。

授業後アンケートを元に、興味関連動画のリコメンド・興味の近い生徒を可視化

授業後のアンケートで興味のあるキーワードを収集し、興味が近い生徒の可視化と関連動画をリコメンドする。

成果

学校現場には新しいアントレプレナーシップ教育を先生主導でも実施可能

学校現場には新しい概念であるアントレプレナーシップ教育を先生主導でも実施可能であることがわかった。まだ定義が曖昧なテーマこそ、生徒と先生が対等な立場で探究できる。

生徒独自の視点で「アントレプレナーシップ」の定義や、概念を理解した上でのアクション宣言が引き出せた

アントレプレナーシップという定義がまだ曖昧なものに対して、生徒独自の価値観・視点で捉えたときの定義や、それを踏まえた上での生徒それぞれのアクション宣言を引き出すことができた。

興味関心が近い生徒同士を可視化し、チームアップを促進

授業後のアンケートで興味のあるキーワードを収集し、興味キーワードが近い生徒同士を階層クラスター分析で可視化することで、探究活動に取り組むチーム組成の参考にできることがわかった。

実証環境

上野中学での実証|中学1~3年生17名が対象。全員が1つの教室に集まった上で、教員によるファシリテーションの元、実施。
勝田高校での実証|高校1年生120名が対象。4種類の動画それぞれの視聴を希望する生徒が40名ずつ教室に集まり動画を視聴。その後、異なる動画を視聴した生徒同士が1班となるよう編成した上で、グループディスカッションを実施。各教室1名の教員によるファシリテーションの元、行なった。


お問い合わせ先

future_academy@hakuhodo.co.jp

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名『ハッケンLENS 〜リアルテックベンチャーの姿から学び、社会のために小さな一歩を踏み出す〜』 |勝田高等学校・上野中学校での実践事例
受託事業者名株式会社リバネス
実証パートナー名茨城県立勝田高等学校、上野村立上野中学校、茨城県教育委員会
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域茨城県、群馬県上野村
実証校茨城県立勝田高等学校、上野村立上野中学校
対象
対象学年中学1~3年生、高校1~3年生

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • 「データ利活用による教育DXの原資創出シス...

    ①格差解消の実現:公教育でSTEAM教育を補助金なく継続可能とすること ②個人情報を安全に扱いながら、持続可能な新しい資金の流れをつくる:  ...

    詳しくはこちら「データ利活用による教育DXの原資創出システム」実証事業

  • steAmPlaygroundシリーズ(STEAMライブラリ...

    プレイフルな学びを実現し、誰もが豊かな創造性をもって主体的に活動できる環境を提供。全国、そして世界がつながり、多様なSTEAM探究プログラム...

    詳しくはこちらsteAmPlaygroundシリーズ(STEAMライブラリー)を活用した多角的・継続モデルの実証

  • 地域創生xSDGs イノベーションプロジェク...

    ・地域の社会課題を題材にした実践的能力開発プログラムの構築。 ・主体性、課題設定・発見力や、多様性のある人材との共創を通じて「ビジネス...

    詳しくはこちら地域創生xSDGs イノベーションプロジェクト@徳島県にし阿波地区を題材とした人材育成プログラム

  • オンラインエデュケーションハブ i.Dare(...

    「あなたは、なにがしたい?」 i.Dareでは、オンラインミーティングとオフライン合宿を通じ、自己選択の積み重ねを大事にしています。正解のな...

    詳しくはこちらオンラインエデュケーションハブ i.Dare(イデア)

  • God Hands プロジェクト ~道の駅などを活用...

    不登校傾向のある児童・生徒が、手仕事から唯一無二の価値を生み出す職人(ゴッドハンズ)との交流を通して、多様な才能に気づき、自分に合った...

    詳しくはこちらGod Hands プロジェクト ~道の駅などを活用した手仕事体験による、 不登校傾向の児童生徒の探究的キャリア学習 、 そして地方創生へ~

  • 広域下における地域部活動導入のための、拠...

    岩見沢市では、少子化が進んでいる影響から、チームスポーツを中心に部活動の維持が困難な状況になってきている。このことから、部活動を行って...

    詳しくはこちら広域下における地域部活動導入のための、拠点校化に伴う移動問題に関する個別論点F/S事業

  • 教育セクターにおけるチェンジメーカー/アン...

    さまざまな立場からプロジェクトに取り組む参加者が「変革・イノベーションの実現」と、「スキル・マインドセット・リーダーシップの開発」を同...

    詳しくはこちら教育セクターにおけるチェンジメーカー/アントレプレナーの支援プログラム

  • 中高生が未来の教育をつくるオンラインサー...

    中高生が教育DXや改革の主体になっていくためのPBLとコミュニティを構築/生徒会や委員会などの特別活動やその延長線上の地域活動としてスケール...

    詳しくはこちら中高生が未来の教育をつくるオンラインサードプレイス



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら