「あなたは、なにがしたい?」
i.Dareでは、オンラインミーティングとオフライン合宿を通じ、自己選択の積み重ねを大事にしています。正解のない世界で日々問いと向き合う全国の児童や保護者に伴走します。
あなたは、なにがしたい?
事前調査による児童・生徒の発達段階や家庭・地域の学習環境をふまえ、個々の自尊感情の醸成を重視し、自己理解に基づき、自己実現を成し遂げる環境を自らととのえていける個の発達・発育を目指します。
全国の仲間とハイブリッドプログラム
i.Dareはオンライン(”ミートアップ”)とオフライン(”キャラバン”)のハイブリッドで構成されています。
「3週間のミートアップ+1週間のキャラバン」を1セットとし、本実証ではこれを3セット行いました。お住まいの場所に関係なく参加することが出来るため、全国から参加者が集まりました。
“ミートアップ”
①チェックイン ②ボディワーク ③プログラム
週3日、午前中2時間半程度のミートアップを実施。日々のチェックイン(感情の共有)やボディーワークに加え、キャラバンに向けた準備や、シェフ、スピーチトレーナー、エシカルハッカーなど様々なゲストを迎えたスペシャルプログラムを開催しました。
また別枠でオンライン保健室を開設。少人数でゆったりと話したり、ゲームをしたりといった過ごし方をする児童・生徒の様子が見られました。
“キャラバン”
月に1度、合宿所に集まり、約1週間の共同生活を行います。
自宅からキャラバン開催地までの各々の旅程の調査・決定、チケット購入などは、キャラバンに先駆けたミートアップを通じ、一人ひとりが行います。
合宿中は役割分担や毎食の食事の準備、片付けからスケジュールの組み立てまで、児童・生徒自身が主体となって話し合い取り組みました。
親子間コミュニケーションと心的健康
専門家の調査により、プログラムを期間を通じ、親子間コミュニケーション及び参加者の心的健康に相乗的かつポジティブな変化が認められました。
アンケートより
ミートアップの時に、顔を見せたくないときに、ビデオをオフしたり、マイクをミュートしたりが、ひとりひとりの判断に任されていて良かったです。
zoomを通じて他の県の子供達との関係を気づけて、子供達が独自に行動や計画を立てれるようになり子供ってこういう風に大人になっていくんだなと思いました。こういう事によって一人一人が独立と言うか成長してとても良いと思いました。
親子の会話が増え、夫婦の会話も増えました。以前は子どもへの対応について衝突することが多かったのですが、娘について話すことができるようになったのはすごい変化です。
子供の発達を待つ、という事の大事さがわかりました。どうしても先に先に進めてしまいがちで、子供もそれなりについてきてたので、大事な事を見失うところでした。昭和な教育を受けている私は、今の教育などに違和感を持ちつつ、引っ張られたり戻ったりの繰り返しです。他の子を見ると、個性的な子がとてもたくましく感じる中、我が子にはそれを認められず、苦しく思う日々も多々ありましたが、それも少しずつ薄らいでいき親子がそれぞれを認め合いながら先に進んで行く。という感じでやっとやれそうな気がします。
料理に関しては、自信がついたようです。
Google Chromebook 全参加者に貸与 / 高速インターネット接続(一般回線)/ WiFi接続 / ヘッドセット
次のi.Dareは海がテーマの1年間に
NPO法人SOMAは2021年春に開始するi.Dareプログラムの参加者を募集します。
次のテーマは「海」。ご興味をお持ちの方はWEBサイトより説明会にお申し込みください。
https://www.nposoma.org/pages/4464886/page_202012161116
https://www.nposoma.org/pages/4464886/page_202012161116
https://www.nposoma.org/
実証事例名 | オンラインエデュケーションハブ i.Dare(イデア) |
---|---|
受託事業者名 | 特定非営利活動法人SOMA |
実証年度 | |
事業カテゴリー種別 | |
実証地域 | 全国(オンラインベース) |
対象 | |
対象学年 | 原則小学校4年生から中学校3年生 |
教育現場の指導者のみならず、部活動に所属する生徒自らが活用することを念頭に、体育よりも専門性の高い部活動向けの"STEAM Sports"教材を開発...
不登校傾向のある生徒に対し、生徒の環境・身体・心理・学習状況に応じて、個別最適化された支援を実践できる体制を整備することを目的としまし...
STEAM実践を通した探究型プロジェクトを開発し、日本の就学前教育変革のハブとして機能するこども園ラボを目指す
北海道浦幌町の部活動の地域移行を見据え、ICTを活用した指導サービス・アスリートを活用した収益事業のプロデュースを実施し、地域側ではコーデ...
既存の校則やルールに対して生徒が主体となり、先生・保護者などの関係者との対話を重ね納得解をつくること(ルールメイキング)を通して、課題...
社会教育施設や学校外の学習環境においてSTEAMライブラリーのコンテンツを活用し、学習権の保障に寄与するための環境・インフラ作りを行う
地域のスポーツ資源の力をフル活用し、市内の子どもたちが、各自の興味・関心・能力に合わせて安全・安心にやりたいスポーツを持続的にできる環...
本事業の目的は、これまでの一社一プログラム・教科単元連動型の教育支援から、産官学連携・専門性を有する複数企業協働による分野横断型・探究...