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実証事業 報告書

  成果報告 (2022年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

テーマB最終報告書 株式会社STEAM Sports LaboratoryPDF:テーマB最終報告書 株式会社STEAM Sports Laboratory

本事業について

目的

少子化及び教員の働き方改革に伴い、学校部活動改革が不可避な状況下、現代社会に適した“新たな部活動のあり方”が求められており、その一つの形として「STEAMライブラリーを活用したオンライン部活動」の可能性を探る

概要

オンライン部活動の目的

STEAMライブラリーを活用しながら、アスリートのノウハウ、及び大学・研究機関の知見を学校・地域部活動に還元していくことにより、生徒自身が主体的に部活動に取り組むための力(PDCAサイクルを回す)の育成を目指します。

オンライン部活動の位置づけ

オンライン部活動は、部活動におけるパフォーマンス探究をサポートする位置づけにあります。パフォーマンス向上に向けた新たな探究観点や具体的な探究方法をオンラインで提案し、そこで学んだことを従来の部活動で実践、さらに翌週のオンライン部活動でフィードバックを得ながらパフォーマンスを探究していきます。

探究観点を知る

ライブラリー教材(「スポーツにおける動作解析」)を活用し、部活動のパフォーマンス探究の観点や考え方、及びその具体的な方法論について学んでいきます。

プレーの原則を学ぶ

各競技におけるプレーの原則(基本動作)を理解するために、トップアスリートやコーチ、研究機関の知見をもとにプレー(動作)のポイントを解説してもらいます。

プレーを分析する

2画面動作解析アプリを使って、自身のプレーとお手本のプレーを比較しながら、プレーの原則を基準に、自身のプレーの課題を見つけていきます。

成果

実施前後でライフスキルが向上

■各スキルの比較においては、情動抑制スキルを除き全て上昇。特に、「共感性」と「対人関係スキル」、「問題解決スキル」「批判的思考スキル」については、5%水準で有意に上昇した。
■本介入がライフスキルの向上に一定の効果をもたらしたことが示唆された。「対話的」については、「共感性」「対人関係スキル」の上昇が、「深い学び」については、「問題解決スキル」「批判的スキル」の上昇が示すとおり、教育目標である「対話的で深い学び」に対して、一定の効果があったことが窺える。

認知領域の形成に有効

■従来の部活動との比較において、認知領域の「受入」以外の項目で全て上昇。特に、「創造・企画・抽象化」と「評価(外的判断、内的判断)」については、1%水準で有意に上昇。従来にも増して、学んだことを実践しようとする意識が高まったことが窺える。
■認知領域(「深い学び」を評価する「学習過程における認識形成の深まり」)においては、従来の部活動との比較において、一定の効果があったことが示唆された。部活動を題材に、ライブラリーの知識を活用し、探究を実践できたことによる効果だと推察される。

生徒の声

■自分のプレーの改善点が明確になっていることで、それを直すためには何をすれば良いのか、練習前後でどのように変わったかを確認することができた。
■練習中に考えられないことを改めて時間をとって振り返ることができたのでよかった。
■初めてオンラインでアスリートからアドバイスをもらったが、とても有益な機会だった。受講前後で、部活に対する意識が変わったのでよかった。

オンライン部活動の導入可能性

全体では約6割の先生方が「導入できる」または「カスタマイズすれば導入できる」と回答。但し、8割近くが導入可能性を感じている高校に比し、中学は4割に留まった。課題として、「個人技能だけでなく集団プレーの動作解析」や「各競技のお手本動画の準備」「各競技の具体的な指導・サポート」などが挙げられた。

地域移行における課題等

■特に地方は指導者不足が課題である。責任を持って継続して指導できる人が少ない。今まで教員が担っていた部分を全て地域で賄うのは難しいと考える。
■指導方針や指導方法など、学校職員との連携が必要
■地域移行やオンライン部活動を推進する上では、保護者や教員の理解が必要。
■普段、指導することがない分野(目標設定、動作解析)だったので、生徒たちの力になったと思う。教員である自分にとっても、貴重な機会となった。

実証環境

端末:PC又はタブレット1人1台、利用教材:STEAMライブラリー「スポーツにおける動作解析」、通信環境:Wifi、利用機器:2画面動作解析アプリ”Pre-Post”


お問い合わせ先

future_academy@hakuhodo.co.jp

サービス情報サイト
サービス事業者サイト
実証事例名STEAM Sports Programを活用したオンライン部活動の実証事業
受託事業者名株式会社STEAM Sports Laboratory
実証パートナー名さいたま市教育委員会、鹿児島県教育委員会、与論町教育委員会
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域埼玉県さいたま市、鹿児島県与論町
実証校さいたま市立美園南中学校、さいたま市立大砂土中学校、鹿児島県立与論高等学校、与論町立世論中学校
対象
対象学年中学1〜2年生、高校1〜2年生(部活動に取り組む生徒)

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