EdTech教材を活用することで、生徒一人ひとりの興味・進度・意欲に応じた学習を先生の負担を増やさないように実現したうえで、他校でも再現できるようモデル化することを目指しています。
福山市立城東中学校には、生徒が自分のペースで学習したり、スポーツや創作などをしたりするための「きらりルーム」が設置されています。校内に生徒の新しい居場所を用意したこの取り組みをさらに発展させ、生徒一人ひとりの多様な学びを実現する場所としても機能させることができないか、実証を行います。
異才発掘プロジェクトROCKETは、東京大学先端科学技術研究センターが実施している活動です。本実証では、福山通運と福山市商店街の全面的な協力を得てロジスティクスのしくみを実体験するワークショップを開催し、生徒の学習への意欲を促進。さらに、ワークショップ後の授業と合わせ、体験を探究学習と教科学習へ接続していきます。
生徒一人ひとりの多様な学びを実現するにあたって、先生は生徒それぞれの興味や学習進度を把握し、伴走しながら支援していく必要があります。タブレット・パソコンとEdTech教材を上手に活用することで、先生にかかる負担を軽減させる可能性を探ります。そのために用意すべきICT環境の検討をNTTドコモが、教材の検討を学研プラスが行います。
全国広域通信制高校の明蓬館の指導のもと、個別教育計画の策定と学習支援の方法を検討します。明蓬館高校ではすでに、多様な学びの実現に向けた取り組みを重ねています。城東中学校の先生方への研修などを実施し、公立学校の枠組みのなかで実現できるかたちを探ります。
端末種別:ウィンドウズタブレット
端末台数:生徒1人1台
利用教材:Qubena、タブレットドリル、デキタス、Music BlocksといったEdTech教材
通信環境:LTE
そのほかの利用機器:なし
■Qubena:
https://qubena.com/
■タブレットドリル:
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/ict/pcsoft/j/002005/300/d
■デキタス:
https://dekitus.johnan.jp/
■Music Blocks:
https://gakken-steam.jp/music_blocks/
ー
■学研プラス:
https://gakken-plus.co.jp/
■異才発掘プロジェクトROCKET:
https://rocket.tokyo/
■NTTドコモ:
https://www.nttdocomo.co.jp/
■明蓬館高等学校:
https://www.at-mhk.com/
■福山市教育委員会:
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/kyoiku/121944.html
| 実証事例名 | 個別教育計画とEdTech教材による不登校傾向のある生徒の学習支援 |
|---|---|
| 受託事業者名 | 株式会社学研プラス |
| 実証パートナー名 | 異才発掘プロジェクトROCKET、株式会社NTTドコモ、明蓬館高等学校、福山市教育委員会 |
| 実証年度 | |
| 事業カテゴリー種別 | |
| 実証地域 | 福山市 |
| 実証校 | 福山市立城東中学校 |
| 対象 | |
| 対象者 | 児童生徒、教員、学校管理者、小学校、中学校、高等学校、教育委員会 |
地方の公立スタンダート校で、英数校の3科目の授業に「すらら」を導入、個別最適化学習を実現することで、次の5つの実証を目指します。 1.生...
①学校内外での学習ログの連携・活用 実証校における、学習ログの具体的な連携・活用事例の創出 ②連携・活用による効果 学習ログの連携・...
女性が復職時に必要なスキル標準や学びなおしプログラム、ビジネスベースでの実施体制を検討。女性復職支援事業がビジネスとして自走し社会に定...
これまであまり実践例のない音楽で「探究学習」の要素を取り込んだりすることで本来の意味での「学びのSTEAM化」事例を創出したいと考えた。
探究学習に対するニーズはあるものの、準備に時間がかかり、探究学習に使えるツールが整っていない、やり方がわからないなどの課題があるため、...
地域の中で企業や大学、教育関係者が一丸となって人材育成を進めるための仕組みの構築
”越境可能な多様で開かれた教育システム”の実現に向けて、「学校・地域」「全日制・通信制」の枠を超えた個別最適で協働的な学びの実証を行う。
私たちが考えるヒーローとは「配られたカード以上の未来を切り開ける存在」です。これからの激動の時代を生きる若者たちは、須らくヒーローであ...