あらゆる事情により学力のサポートが必要とされる生徒に対して、「個別学習計画」を作成。その計画に沿ってICT教材「デキタス」を活用し、生徒の学習意欲や状況、学習データに応じて臨機応変に修正することで、「教室」以外の場でも本来の学習範囲の補填が可能となる「学校外教育サービス(オルタナティブ教育)」の実証を目的としています。
様々な事情により、学校に登校できていない生徒、または一般クラスで授業を受けることができない生徒は、全国的に増加傾向です。不登校傾向の生徒は、中学校に行きたくない理由について、身体的症状以外の要因では「授業がよくわからない」「良い成績がとれない」「テストを受けたくない」など学習面での理由がみられます。(※)
当事業では不登校傾向にある生徒たちに、それぞれ「個別学習計画」を作成し、生徒はその計画に沿って主にICTを活用。必要に応じてPBL型学習も導入し、「教室」以外の場でも本来の学習範囲の補填が可能であることを実証します。
(※「不登校傾向にある子どもの実態調査報告書」日本財団 2018年12月12日)
教科の個別学習は、教科書対応ICT 教材「デキタス」(タブレット)を貸与し、生徒自身のペースで主要5教科の自立学習を行います。また、明確な解答のない課題や問題に対する協働的な学習(PBL)を通じて、人とかかわりあい意見を交わしながら、コミュニケーション力をはぐくみます。さらには自分にとっての学びの意義を自覚させ、主体的な学びを喚起していきます。
教科書対応ICT 教材「デキタス」、iPad/20台
https://dekitus.johnan.jp/
ー
https://www.johnan.co.jp/
実証事例名 | 「デキタス」を利用した将来的に公認可能な「学校外教育サービス(オルタナティブ教育)」の実証 |
---|---|
受託事業者名 | 株式会社城南進学研究社 |
実証パートナー名 | 株式会社JMC |
実証年度 | |
事業カテゴリー種別 | |
実証地域 | 神奈川県横浜市 |
実証校 | 横浜市立鴨居中学校 |
対象 | |
対象者 | 中学校 |
対象学年 | 中学1年生~中学3年生 |
サイエンスの動画コンテンツとインタラクティブコンテンツを作成し実証することによりワクワクするサイエンスプラットフォームを構築します
教師のわくわくを中心にしたPBL型業務改善によって、「授業と学校組織の変革につながる」「教師の新しい専門性は向上する」という2テーマをまと...
公立中学校の/休日の/部活動地域移行の/その次に想定される「新しい放課後ビジョン」の創出が、時間に追われる中学生の生活改革をもたらす可能性...
地域スポーツクラブがサービス業として自立しつつ、部活動の受け皿となりうるための課題抽出し、検証を行う。
求められる人材像が大きく変わる中、今世界で注目されている教育手法が、教科横断型で課題を解決する力を育む、STEAM に重点を置いたプロジェク...
多様な子供の集う公教育において、子供たち一人ひとりの資質・能⼒に適応する学習プログラムを提供していくことで子供たち全員が、各々の資質を...
複雑で個別化した社会のニーズへの対応を必要とする地域課題を取り上げ、多様な当事者へのヒアリングや調査、事業構想などを通じて、社会変化に...
EdTech時代に必要な、居住型教育機関としての寮 「レジデンシャル・カレッジ」を日本で実現し、根付かせるための基礎づくりを行います。