STEAM人材育成のための企業研修として、地域の社会課題を題材としたプログラムの実証を行う。
また、研修会社と連携し、自走化のための企業の費用負担モデルを検討する。
RCFでは福島県南相馬市、愛媛県宇和島市の2地域で大手企業人・大学生合同での研修を実施します。若手社会人と学生がそれぞれの地域を来訪し、復興の課題や地域事業者の声を聞いた上でこれからの地域の産業発展に向けた提案を行います。STEAM人材の育成は日本の産業を牽引する大手企業にとって喫緊の課題となっています。地域の複雑な課題に取り組むことで、課題の構造化、文理融合での解決策立案を体験します。
(写真提供:一般社団法人あすびと福島)
福島県南相馬市では、11月23日(土)〜26日(火)に研修プログラムを実施します。現地コーディネーターである一般社団法人あすびと福島の半谷代表は「南相馬は被災によって急速に高齢化が進行した。これから日本が立ち向かう課題に南相馬は、今、取り組む必要に迫られている。南相馬で社会課題に取り組むことは20年先の日本社会の課題解決につながる」とおっしゃいます。
RCFでは、課題の先進地である地域を舞台として、これからのリーダー人材が育つプログラム開発に取り組みます。
(写真提供:一般社団法人あすびと福島)
愛媛県宇和島市では、2月に研修プログラムを実施を予定しています。宇和島市は、平成30年7月豪雨で甚大な被害を受けましたが、外部の様々な企業・個人と連携することで復興を進めてきました。これらのチャレンジによって、宇和島市は企業が社員の能力向上を行うために価値有る地域となっています。受講生は宇和島市で地域の課題に触れ、0から1を生み出す挑戦に挑みます。
本プログラムは、来年度以降企業研修として導入され、拡大していくための実証事業として実施いたします。これからの企業に求められるリーダーは、社内外のリソースを活用して情報社会に向けた事業構造転換を実現することができる人材です。また企業内では、優秀な若手層にとって魅力的なチャレンジの場を創造することが課題となっています。本プログラムでは、復興や地域課題の現場に向き合うという越境学習により、他にはない学びの機会を提供いたします。
ー
実証事例名 | 地域課題を題材とした企業研修プログラム |
---|---|
受託事業者名 | 一般社団法人RCF |
実証年度 | |
事業カテゴリー種別 | |
実証地域 | 福島県南相馬市、愛媛県宇和島市 |
対象 | |
対象者 | 大学、社会人教育 |
学校での学びと実社会で必要とされる考え方や科学技術には未だ大きな乖離がある。そこで、この取り組みでは、学校での学びと実社会を繋げるべく...
① COVID-19に対応できる、CASEをテーマとしたSTEAM教育コンテンツとプラットフォームの開発 ② STEAM教育の学習効果に関する総合的な評価の開発"...
本事業では、教師が定時に帰宅できるチーム連携が取れており、勤務時間中の生徒との触れあいの時間が、より増えている状態を目指す。この実現た...
特別支援学校の生徒のITに係る可能性を引き出し、より伸ばすことで、特別支援教育における「ITを使ったクリエイティブ教育」のあり方・実践方法...
カリキュラムのアップグレードを通じた<ネットワーク型>の学びの実現と地方創生をめざすプロジェクト。令和2年度の商業高校・農業高校のカリキ...
Society5.0で実現されるべき「個別に最適化された学び」には、学校教育と民間教育の協力・連携が理想的であり、そのひとつの形を実証するため。
全国の温泉街における課題解決を題材としたイノベーション人材教育プログラム 全国にある温泉旅館街に、展開可能な人材教育プログラムとして、...
<学びの効果の視点>「探究的学び」の一形態としてのアントレプレナーシップ教育の効果を実証すること <展開可能性の視点>上記を高等学校の...