ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   地域の企業・大学が小中高生に学びの機会を与えるサードプレイス
  • line
企業の課題に取り組むプロジェクトのイメージ1
山形大学・東北芸術工科大学の教授陣が子どもたちに授業をするのイメージ2
専門家の指導を受けながら、企業が活用するアイデアを発想のイメージ3
専門家による授業で興味を広げる「大学教授オムニバス授業」「熱中サイエンスラボ」と、企業の課題に取り組む「企業の課題プロジェクト」「新スポーツ発明に挑戦」のプログラムを実施。コーチングによるサポートも導入した。のイメージ4

実証事業 報告書

  成果報告 (2022年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

テーマE最終報告書 株式会社山のむこうPDF:テーマE最終報告書 株式会社山のむこう

本事業について

目的

地域の中で企業や大学、教育関係者が一丸となって人材育成を進めるための仕組みの構築

概要

企業・大学が連携した持続可能なサードプレイス

持続可能であり実践的な学びのサードプレイスを作っていくために、企業の課題に子どもたちがとりくむことで企業のファン獲得や長期的な人材育成につなげるプロジェクトや、大学の専門家に授業をしていただくことで興味を広げるプロジェクトを実施。
小学生から大学生までを対象とし、全体で167名が参加した。企業が教育に課題や資金・人員を提供するメリットがあるか、大学が関係することにより子どもたちの興味の拡大につながるか、大学側へのメリットがあるか検証した。

企業の課題に子どもたちがとりくむ

企業の課題に取り組むプロジェクトでは、高校生・大学生がモンテディオ山形のマーケティング課題にとりくむプロジェクト、小学校高学年がNHK山形支局のキャッチコピーPR動画を製作するプロジェクト、小中高生が一般社団法人YAMAGATA ATHLETE LABで活用する新たなスポーツを発明するプロジェクトを実施した。

高校と連携した探究授業

高校との連携も模索するため、スポーツ発明プロジェクトについては、山形中央高校の協力のもと、高校での有志を対象にしたワークショップも実施した。

大学と連携した専門的な学び

大学教授からの授業は、東北芸術工科大学・山形大学の教授陣の協力のもと、オムニバス形式で多様な体験を提供する授業と、科学に絞って深く科学の楽しさを知る授業を実施した。

旧校舎を改築した複合施設でのサードプレイス

当サードプレイス事業は、山形市との連携のもと、山形市立第一小学校旧校舎を改築してつくられた複合施設「やまがたクリエイティブシティセンターQ1」で実施した。

成果

企業が子どもたちと課題に取り組むメリット・示唆

活動を通じて、社内の雰囲気の良さや一人一人の意見を尊重する姿勢など、会社に魅力を感じられたという意見が多数みられた。また、若者が積極的に活躍できる場や若者の声を取り入れることに魅力を感じるという声があり、CSR活動や企業のファン獲得・長期的な人材育成に効果があることが確認できた。
一方、企業と連携する際には集客が重要であり、集客ノウハウの蓄積や関係人口の増加など、企業に提供できるサードプレイスとしての価値を明確にすべきとの示唆も得た。

子どもたちが企業の課題に取り組む効果

企業の課題に取り組む中で、楽しさや経験を得られるだけでなく、創造性の強化が確認できた。また、企業連携の中でコーチングをプログラムに組み込んだが、企業の課題に取り組むうえでひとりひとりの目標が明確になる、気持ちが整理できるなどの効果が確認できた。

大学教授が子どもたちに授業を提供するメリット

大学教授から専門分野に関する授業を実施していただくことによって、大学への好感度向上や専門分野の認知拡大につながることが確認できた。また、教授側にも、特に教育意識の高い方については子ども向け教材の作成をしたいという需要があることも分かった。

子どもたちが大学教授の授業を受ける効果

実施した授業の専門分野に対して、興味関心の拡大が見られた。一方、難易度が高いと感じられた授業についてはあまり興味関心の拡大が見られなかったため、極力難易度は落としたほうが良いことがわかった。
また、科学に限定して実施した授業において、中高生と比較して小学生の科学への好感度の向上が大きく見られたため、年齢が低いうちから専門分野の面白さを体験する授業を実施すべきとの示唆を得た。

自走と普及に向けての示唆

今後は定期的に開講する探究教室として受益者負担によってサードプレイスを持続させつつ、企業・大学・自治体と連携したプロジェクトを拡大していくことを目指す。そのためには、集客ノウハウやワークショップ運営ノウハウの明示など、企業・大学・自治体のハブとなるサードプレイスとしての価値を明確に打ち出していく必要がある。

実証環境

特になし


お問い合わせ先

future_academy@hakuhodo.co.jp

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名地域の企業・大学が小中高生に学びの機会を与えるサードプレイス
受託事業者名株式会社山のむこう
実証パートナー名山形市・株式会社Q1
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域山形県山形市
対象
対象学年小学1年生~大学生

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • 栄養教諭が学校・教員を繋ぐ架け橋となる 食...

    “栄養教諭“に着目し、学習者にとって身近で自分ごとにしやすく、他分野に個別探究が発展する「食(チョコ)」を題材に学びのSTEAM化を目指す。

    詳しくはこちら栄養教諭が学校・教員を繋ぐ架け橋となる 食から始まる「学びのSTEAM化」促進事業

  • シェア型オンライン教育支援センター事業

    オンラインを活用し人材やプログラムを自治体を超えてシェアすることで、不登校支援のリソース不足を補い、データの蓄積・分析によりノウハウを...

    詳しくはこちらシェア型オンライン教育支援センター事業

  • 未来の教室STEAMアイディアソン

    CHANGE-MAKER育成につながるSTEAM型プロジェクトを、企業人、研究者、教員が一同に会する場で、産官学のリソースの融合させ企画立案、最終的に企...

    詳しくはこちら未来の教室STEAMアイディアソン

  • エシカルハッカー発掘・育成プロジェクト 2021

    高校生向けのエシカルハッカー講座を開発し、実証校への提供を通じて、高校生の将来のキャリア選択肢の幅を広げる可能性を探る。

    詳しくはこちらエシカルハッカー発掘・育成プロジェクト 2021

  • 幼小中統合型 個別最適・自立学習環境 i.Dar...

    年齢縦断型の環境で共有体験を通し自尊感情を育み、発達段階の違いに合わせた学びの機会を自己決定により選択し、自己到達度を更新しながら自ら...

    詳しくはこちら幼小中統合型 個別最適・自立学習環境 i.Dare(イデア)

  • 先生と企業人の交換留学プログラム ~社会...

    教師と企業人が異文化体験を通じ共に学び合うことで「未来の教室」ビジョン第二次提言内「新しい学習基盤づくり 課題3:教師が学び続け、外部...

    詳しくはこちら先生と企業人の交換留学プログラム ~社会的人事異動により知性を磨くリーダーシッププログラム

  • 放課後総合サービス業 モデルケース創出プ...

    プロスポーツクラブや民間企業など様々な主体が協力し、“学校施設”や"外部施設"を使って、スポーツクラブ=総合型放課後サービス業の創出を目指...

    詳しくはこちら放課後総合サービス業 モデルケース創出プロジェクト

  • 教育委員会が学校の伴走者に変わっていくた...

    働き方改革/業務改善の目的は単なる時間削減ではなく「教育の質の向上」にあり、教育委員会の変容(管理から支援・伴走へ)が大きな後押しになる...

    詳しくはこちら教育委員会が学校の伴走者に変わっていくためのプロジェクト型組織変革プログラム



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら