・中高生がゼロから課題を発見・設定するPBLの開発と提供 ・中高生がゼロから課題を発見・設定することを支援するための社会人向け研修の開発と提供 ・教科教育接続を視野に入れたPBL開発への仮設検討
PBLや探究学習のなかで最も難しいとされるのが、大人や教師が課題を設定するのではなく「生徒が自ら課題を発見・設定する」というプロセスです。14年以上にわたって探究型の学習を開発し、現在年間で全国140校、2万5千人に提供している実績とノウハウを活かして、地域企業の課題をテーマにしたPBLを開発します。地域企業の課題に取り組む前に学校を使って課題解決に取り組むステップを設定したり、学習理論を用いて生徒の情動が動くことを学びのプロセスに盛り込むことで、生徒の「主体性」を育み、社会に存在する課題や可能性を発見する目を養います。
教育と探求社は、社会全体が学びの場となり「価値」・「知」・「人材」を創造し続ける学習者を核とするエコシステムが『未来の教室』であると考えます。社会にある全てのリソースを教育コンテンツ化すること、学習者である生徒がそれらに対して興味関心を抱くよう出会いの機会と出会い方を教育プログラムのなかで設計すること、そして活動を通して学びへの意欲を高め、体系化された知に触れて学びを深めるとともに、知を創造していくことを目指します。
協力いただく企業人に対して研修を行ったうえで学校に訪問していただき、中高生に対する授業の実施や生徒の企画検討のファシリテーション、講評、学び合いの中で、働く意欲の向上とサーバント・リーダーシップの形成を実現します。中高生の学びを支援するのではなく、「学びの当事者」として授業に関わっていただく中で、中高生自身の大人に対する意識の変容を促すとともに、企業人と企業への価値を最大化します。
台本のようにデザインされたワークブックや、生徒の心を動かすワークシートを用意し、授業実施の前には、授業を行っていただく教員の方への研修を実施します。年間130校、千人を超える先生の探求学習をサポートしている弊社学校コーディネーターが、先生の授業実践をサポートすることで、生徒たちの学びの最大化を実現します。
中高生が生活している地域の企業を「学びのリソース」として扱うことで、中高生の課題解決力や発見力を育成するだけではなく、地域企業への理解促進や、地域自体への愛着の醸成、課題認識の確立を目指します。また地域の企業人とともに学び合ったり、発表の場を地域に開かれた場とすることで知意識民の意識を教育に向け、「マルチステークホルダーで次世代を育てる地域」の基盤づくりも行います。
普通教室において実施
高まる地元企業、学校からの期待
福岡市立東光中学校と福岡舞鶴高等学校と株式会社岩田屋三越、ラブエフエム国際放送株式会社、Webマーケティングのアンダス株式会社の今回の実証事業への協力が決定しました。企業人の授業を受けたり、職場をフィールドワークしたりしながら、生徒は企業が持つ資源にフォーカスし、そこから企業にどのような可能性があるのか探求していきます。生徒を学びの主人公に据えることで、彼らの主体性と創造性を引きだし、企業人が思いもつかないような提案を目指します。8月1日、2日で関係者との打ち合わせを終えましたが、先生方も企業のみなさんもやる気十分。9月からの取り組みに対する期待が高まっています。
http://eduq.jp/quest_education/
http://eduq.jp/
実証事例名 | 自ら課題を発見・設定するPBLの開発とその実証~地域企業価値最大化プログラム~ |
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受託事業者名 | 株式会社教育と探求社 |
実証年度 | |
事業カテゴリー種別 | |
実証地域 | 福岡県:福岡市 |
実証校 | 福岡市立東光中学校、川島学園 福岡舞鶴高等学校 |
対象 | |
対象者 | 中学校、高等学校(社会人教育) |
対象学年 | 中学1年生~高校3年生 |
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