探究型学習に関する学習履歴および評価は重要であるにも関わらず、評価基準が分からない、手間が掛かるなどの理由から生徒の成長につなげるための客観的かつ形成的な評価が課題となっている。
この課題を解決するために、日本のあらゆる階層の探究型学習にグローバルに展開されるIBモデルの評価方法を低コストかつ多様な生徒に対応できる形で導入できるよう探究のパフォーマンス評価システムの構築をおこなった。
研究レポート作成動画・ツールの開発
研究レポート指導を補助するものとして動画を作成。研究レポートを作成する前に視聴してもらいます(10分)。研究レポートは「タイトル」「動機と目的」「先行研究」「方法」「結果」「考察・結論」「今後の課題」にわけてそれぞれの項目に記載していくツールを用意。
実証校の生徒のレポート作成・レポートの自己評価・先生評価
生徒はレポート作成後、自分のレポートとルーブリックを照らし合わせながら自己評価をおこないます。ここで自分のレポートを客観的にみることができます。続いて先生が同じルーブリックを使って評価します。
第三者評価者によるレポート評価
第三者評価者(教育学の修士課程以上相当)も同じルーブリックを使ってレポートを評価し、先生と第三者評価者の評価傾向の差を明らかにしました。
フィードバックレポートの開発(先生用)
先生の評価傾向を分析したレポートが先生個別にフィードバックされます。
フィードバックレポートの開発(生徒用)
生徒のフィードバックレポートには各項目ごとに評価とアドバイスが記載されています。
・端末:PC
・台数:受講人数分の台数
・ネットワーク接続:要
https://www.aigrow.jp/
ー
https://i-globalsociety.com/
| 実証事例名 | 多様な生徒に低コストで対応できる客観性を担保した探究の科学的なパフォーマンス評価モデル開発~IB評価システムの応用 |
|---|---|
| 受託事業者名 | Institution for a Global Society 株式会社 |
| 実証年度 | |
| 事業カテゴリー種別 | |
| 実証校 | ・北海道湧別高等学校・北海道帯広三条高等学校・市立函館高等学校・聖徳学園中学・高等学校 ・清泉女学院中学高等学校 ・三重県立宇治山田商業高等学校 ・三重県立松阪商業高等学校・三重県立四日市商業高等学校・大阪府立岸和田高等学校・徳島県立脇町高等学校・熊本県立宇土中学校・高等学校 |
| 対象 | |
| 対象学年 | 中学1年生~高校3年生 |
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探究学習のカリキュラム上の位置づけを明確にし、活用前後の「入口」と「出口」の施策を定義することで、授業における活用事例を創出する
プログラミング教育必修化に向け、音楽・算数・プログラミングを横断的に学べるMusic Blocksを小学校で使っていただく。また、教科横断型のMusic...