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実証事業 報告書

  成果報告 (2022年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

テーマB最終報告書 ブリタニカ・ジャパン株式会社PDF:テーマB最終報告書 ブリタニカ・ジャパン株式会社

本事業について

目的

ブリタニカはこれまでに31テーマ・270コマのSTEAMコンテンツを制作しており、今回の実証事業を通してこれらのコンテンツの活用事例を創出し、STEAM実践を広める足がかりとすることを目的に据えた。

概要

STEAMコンテンツの選択・活用

ブリタニカはこれまでに31テーマ・270コマのSTEAMコンテンツを制作しており、その豊富なコンテンツの中から実証校の状況に応じて先生方が任意のテーマを選択してSTEAMコンテンツを活用した実践に取り組んだ。
https://www.steam-library.go.jp/search?search=%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%AB&page=1

アンケート・ヒアリングの実施

児童・生徒のアンケート及び先生へのヒアリングをもとにコンテンツの改善案・他校で実施する際のヒントを整理した。

専門の研究者による監修

教育工学、及び探究学習の第一人者である黒上晴夫先生(関西大学教授)に監修を依頼。学校視察、実践者との対談、各実践へのフィードバックなどにより、評価できる点、改善点、他校で実践する場合に参考になる点などを抽出した。

汎用性に富む様々な事例を創出

①学校の既存カリキュラムにSTEAM教育を組み込む事例の創出
・既に決まっている教科のカリキュラムに組み込む方法と、総合的な学習(探究)の時間で実施する方法の違いを明確化
・各教科の学習内容に即したSTEAM教育を行うためのカリキュラムを作成
②情報リソースの一つとしてSTEAMコンテンツを探究学習に組み込む事例の創出
・導入としてSTEAMライブラリーで基礎的な学習をしたり、各生徒のデバイスを活用してSTEAMコンテンツを使った情報収集やディスカッションを実施したりするなど、STEAMコンテンツを活用して探究学習を進める事例を創出

Tips動画・資料の作成

実践校からのフィードバックや、全般的なニーズの分析などをふまえて、STEAM学習のノウハウ動画や、「良い問いのつくり方」「適切なアンケートを行うには」「効果的なプレゼンテーションの方法」など、どのテーマを学習する場合でも参考になる汎用的なTips動画、及びPDF資料を作成した。
https://www.steam-library.go.jp/content/177

成果

埼玉県立春日部女子高等学校の実践

・「生物」「物理」「古典」「科学と人間生活」「家庭科」の授業時間を使ってSTEAM実践にあたった。
・先生方からの要望として、「SDGsと関連させること」「STEAM実践の直前に学習している教科の内容と関連させること」の2点が挙げられたため、5コマ分の学習内容を再構成し、さらに、SDGsと教科学習に関連させる問いを新たに設定した。
・問いを変えたり、既存のSTEAMコンテンツを再構成したりすることで、教科の学習内容と関連させ、且つ、教科の授業時間でSTEAM実践が可能であることが示された。
⇒1年生実践動画(「実践事例」のタブを参照)
https://www.steam-library.go.jp/content/60
⇒2年生実践動画(「実践事例」のタブを参照)
https://www.steam-library.go.jp/content/49

兵庫県立豊岡高等学校の実践

・「『こわい』と娯楽」のテーマを「STEAM基礎」の授業時間に実施。
・「関係構築力」「積極性・責任感」の2項目については伸びがみられた。生徒からは「グループでの活動で、自他の価値観の違いを認識でき興味深かった」という意見が挙がった。
⇒実践動画・生徒作品(「実践事例」のタブを参照)
https://www.steam-library.go.jp/content/172

愛知教育大学附属高等学校の実践

・「水素」のテーマで実施。
・「他者との協働」「課題発見力」など複数の資質・能力の伸びが見られた。生徒からは「水素の利用に関して、グループで意見を共有することで理解を深めることができた」といった声が挙がった。
⇒実践動画(「実践事例」のタブを参照)
https://www.steam-library.go.jp/content/61

筑波大学附属中学校の実践

・探究的な学習のなかでブリタニカのSTEAMコンテンツを適宜活用して授業を実施。
・「総合的な学習の時間」及び「社会」の授業時間で「2040年の技術を想定して新しい企業(もしくは製品)を作る」というテーマに取り組んだ。その際に、ブリタニカの6つのSTEAMコンテンツを活用して解決可能な課題を検討し、その課題を解決する製品・サービスのアイデアをグループで検討した。
・探究的な学習における「課題の設定」等の場面でブリタニカのSTEAMコンテンツを用いた実践事例を創出することができた。
⇒実践動画(「実践事例」のタブを参照)
https://www.steam-library.go.jp/content/59

さとえ学園小学校の実践

・探究的な学習のなかでブリタニカのSTEAMコンテンツを適宜活用して授業を実施。
・4年生は学年として「食育」をテーマに学習を進めており、その一環でブリタニカのSTEAMコンテンツ「ベジミート」の動画を視聴し、ベジミートのメリット・デメリットの整理やそのニーズについて調査して発表する活動を行った。
・探究的な学習における「情報の収集」等の場面でブリタニカのSTEAMコンテンツを用いた実践事例を創出することができた。
⇒4年生実践動画(「実践事例」のタブを参照)
https://www.steam-library.go.jp/content/60

実証環境

端末:一人1台端末(PC、タブレット)、スマートフォン1人1台 利用教材:各テーマで扱う任意のSTEAMライブラリーコンテンツ(動画、ワークシート、指導案、レッスンスライド)


お問い合わせ先

future_academy@hakuhodo.co.jp

サービス情報サイト
サービス事業者サイト
実証事例名令和4年度「未来の教室」STEAMライブラリー活用事業創出実証事業
受託事業者名ブリタニカ・ジャパン株式会社
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域兵庫県豊岡市、兵庫県神戸市、東京都文京区、埼玉県春日部市、和歌山県立海南市、埼玉県加須市、三重県松阪市、愛知県刈谷市、埼玉県さいたま市、東京都国分寺市
実証校兵庫県立豊岡高等学校、兵庫県立県立兵庫高校、筑波大学附属中学校、埼玉県立春日部女子高等学校、和歌山県立海南高等学校、埼玉県立不動岡高等学校、三重中学校、愛知教育大学附属高等学校、さとえ学園小学校、早稲田実業学校中高等部
対象
対象学年小学校4年~6年、中学校1年~3年、高等学校1年~3年

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