1.教員が個人で主導するだけではなく、組織単位で広くSTEAM教材活用を進めるためのプロセスを整備し、そのネットワークを全国に拡大していく。
2.STEAMライブラリ教材の授業活用実践を動画で配信し、活用を後押しする。
【吹田市教育委員会】デジタル・シティズンシップ教育実践(コマ1~5)
①事前オリエン(教材研究)の実施
吹田市立教育センターのアレンジにより、市内6校10クラスを対象に実証授業の実施企画を策定。授業者となる各学校の教員を対象に、計3回の事前研修会をオンラインで実施した。疑問点を共有の上、児童への問いの立て方や事例の出し方などについての検討や、アイディア共有などが行われた。
②授業&事後レビュー会の実施
ライブラリDC教材コマ1~コマ5を活用し教員による授業を実施。終了後、担当教員と指導主事を交え、授業を実施した感想のヒアリング振り返りを行った。
【鴻巣市教育委員会】デジタル・シティズンシップ教育実践(コマ1~5)
①事前オリエン(教材研究)の実施
鴻巣市教育委員会教育部学校支援課のアレンジにより、市内7校12クラスを対象に実証授業の実施企画を策定。授業者となる各学校の教員を対象に、計5回の事前研修会をオンラインで実施し、当日の進行に向けたすり合わせが行われた。
②授業&事後レビュー会の実施
ライブラリDC教材コマ1~コマ5を活用し教員による授業を実施。終了後、担当教員と指導主事を交え、授業を実施した感想のヒアリングと振り返りを行った。
【北海道教育大学附属函館中学校】デジタル・シティズンシップ教育実践(コマ6~8)
①事前オリエン(教材研究)の実施
授業前の事前確認会を実施のうえ、担当教員にて、当日利用するワークシートをGoogle Form / Spread sheetで回収するための事前準備をいただいた。
②授業/事後レビュー会の実施
道徳の単元としてコマ 6・7・8 を特別教室で2日間で集中実施した。紙のワークシートとGoogle Form/Spread Sheetを併用し、生徒たちがそれぞれの回答を共有しながら思考を深めるスタイルで授業が展開された。授業実施後には、担当教員とのレビュー会を実施。「どんなに準備をしても、やはり授業をやってみて、初めて教材のポイントや用意された伏線などがあることが分かった」とのコメントが得られた。
【北海道森高等学校】森町のクリエイターになってみよう!~デジタル・シティズンシップ×デザイン演習
①生徒事前オリエンとハンズオントレーニング(オンライン)
2日間の日程で森町メンバーが森高校に出向きファシリテートのもと、GLOCOM&Code for Japanメンバーがオンラインで生徒たちと顔合わせ。授業実施の背景等について説明。あわせてDay2で活用するデザインツールFigmaのハンズオントレーニングを実施した。当日までに、生徒たちはいつでも自由にツールを使ってよいとした。
②授業実証(対面)
2日間の日程で、対面で授業を実施。Day1は【コマ6-8】をベースとしたワークショップ形式で「森町をよくするアプリ」の素案を考え、Day2はアプリのモックアップの開発を行い、プレゼンテーション・評価までの流れを実施した。
利用教材:「未来の教室」STEAMライブラリコンテンツ「GIGAスクール時代のテクノロジーとメディア~デジタル・シティズンシップから考える創造活動と学びの社会化~」
環境およびツール:動画再生および授業進行スライド投影用モニターまたはプロジェクター(全対象校共通)、Google Spreadsheet/Form/Jamboard(③北海道教育大学附属函館中学校)、Figma(④北海道森高等学校)
https://www.steam-library.go.jp/content/132
https://www.glocom.ac.jp/
https://www.code4japan.org/
実証事例名 | 「GIGAスクール時代のテクノロジーとメディア~デジタル・シティズンシップから考える創造活動と学びの社会化~」国公立学校を対象とした授業実証 |
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受託事業者名 | 国際大学GLOCOM |
実証パートナー名 | ①吹田市教育委員会 ②鴻巣市教育委員会 ③北海道教育大学附属函館中学校 ④北海道森高等学校/一般社団法人コード・フォー・ジャパン |
実証年度 | |
事業カテゴリー種別 | |
実証地域 | ①大阪府吹田市 ②埼玉県鴻巣市 ③北海道函館市 ④北海道茅部郡森町 |
実証校 | ①吹田市立千里丘北小・北山田小・古江台小・藤白台小・高野台小・豊津第一小 ②鴻巣市立吹上小・箕田小・赤見台第一小・鴻巣中央小・田間宮小・下忍小 ③北海道教育大学附属函館中学校 ④北海道森高等学校 |
対象 | |
対象学年 | ①②小学校1年~6年 ③中学校3年 ④高校1年 |
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AIかつグローバル人材を育成するため、MaaSを題材とし、幅広い層が年間を通じて学べるSTEAM教育のプログラムを構築する
働き方改革/業務改善の目的は単なる時間削減ではなく「教育の質の向上」にあり、教育委員会の変容(管理から支援・伴走へ)が大きな後押しになる...