ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   EdTechの学習ログ利活用とPLRによる公共教育内外の連携に関する実証
  • line
のイメージ1


実証事業 報告書

  成果報告 (2022年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

テーマA最終報告書 スタディプラス株式会社PDF:テーマA最終報告書 スタディプラス株式会社

本事業について

目的

学習計画とスタディ・ログをもとに生徒が自らの学習進捗に合わせて学習する、個別最適な指導・学習のユースケース創出を目指し、複数のEdTechサービスを活用した学習進捗状況の連携方法や、PLR(※)・LMSへのデータ連携における学校内外での課題等を明らかにする。

※ PLR(Personal Learning Records):異なる EdTech の間のデータを相互運用する仕組みの構築を目指して、学習者が自らのデータポータビリティをもち、自らの学習ログを一括して蓄積・利活用できる仕組み

概要

EdTechによる自己調整学習を実現するための課題

「EdTechによる自己調整学習」を実現するためには、公共教育内外での学習ログ一元化をする必要があります。学習ログの一元化にあたってはPLRやLMSの活用が想定されます。それらを活用することで得られるメリット・課題を明らかにするために「1)PLRによる公共教育内外の学習ログ一元化の調査」「2)LMSによる公共教育内の学習ログ一元化の実証」「3)LMSとEdTechの連携による学習ログ一元化の調査」の3つの調査を行いました。

実証1)PLRによる公共教育内外の学習ログ一元化の調査

PLRを通して学校と民間教育の学習ログを一元化する際の課題を明らかにするために、生徒・学校・民間教育にアンケート・ヒアリング調査を行いました。

実証2)LMSによる公共教育内の学習ログ一元化の実証

公共教育内データを一元化することでどのようなメリット・課題・活用方法が得られるのかを明らかにするために、公共教育内データの一元化・データを活用した指導を数ヶ月間に亘って行った後、実施前後の変化について生徒・先生にアンケート・ヒアリング調査を行いました。

実証3)LMSとEdTechの連携による学習ログ一元化の調査

EdTechの学習ログをLMSへ連携する場合の各EdTech事業者におけるメリットと課題を明らかにするために、Edtech事業者にヒアリング調査を行いました。

成果

公教育内外の学習ログ一元化の実現における障壁

公共教育内外の学習ログを一元化して学校・民間教育・学習者自身が活用するためには、①学習者へのデータオーナーシップの移転、②安全な情報流通手段の確立、③PLR事業者のサービス改善、の取り組みが必要であることがわかりました。

公共教育内の学習ログ一元化によるメリット・実現のための課題

ログ一元化で得られるメリットについては以下のことが明らかになりました。
・学習記録が定着した生徒の実証前後の変化から、LMSに一元化された公共教育内の学習ログを活用して先生が支援をすることで生徒の自己調整学習が促進される可能性が示されました。
・LMS導入による明確なメリットとして「各デジタル教材の活用状況のモニタリング負担軽減」が得られることが明らかになりました。
・学習ログが蓄積された場合には「指導改善」「主体性評価の参考資料としての活用」「先生間での情報共有コストの削減」の効果も得られることが明らかになりました。
・将来的には「ポートフォリオとしての利用」「学外での学習を考慮した成績評価」への活用も検討の余地があります。

公共教育内の学習ログをLMSに一元化し、そこからメリットを得るためには次の課題を解決する必要があると考えれられます。
・手動記録負担の軽減
・先生のデータ活用オペレーション面での課題解消
・学習ログがない生徒が不利益を受けないための対策

EdTechが外部LMSと連携する理由・しない理由

EdTech事業者と外部LMSとの連携を促進させるためには、Edtech事業者に対して外部LMS連携で得られる明確なメリットや必然性を提示することが必要と考えられます。

EdTechが外部LMSと連携する際のデメリット

多くはLMS事業者の創意工夫で解決すべきデメリットですが、情報資産社外流出リスクについては、学習データを社外連携する構造から生じるため、EdTech事業者が安心安全にデータ連携するために規制等の制度的手当が必要と考えられます。

実証環境

<学校法人石川高等学校>
・(先生用)iPad
・(生徒用)iPad
・(通信環境)Wi-Fi

クラーク記念国際高等学校 横浜青葉キャンパス
・(先生用)windows10
・(生徒用) iPad
・(通信環境)Wi-Fi


お問い合わせ先

「未来の教室」実証事務局
https://www.learning-innovation.go.jp/faq/

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名EdTechの学習ログ利活用とPLRによる公共教育内外の連携に関する実証
受託事業者名スタディプラス株式会社
実証年度
事業カテゴリー種別
実証校学校法人石川高等学校、クラーク記念国際高等学校 横浜青葉キャンパス
対象
対象学年高校1-2年生

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • ハイポテンシャル若手人材向けのチェンジ・...

    ハイポテンシャルな若手(学生・社会人)が新興国での社会課題解決に取り組むことで、現地社会の課題解決に貢献すると同時に、参加者が志あるチ...

    詳しくはこちらハイポテンシャル若手人材向けのチェンジ・メイカー育成プログラム~留職プログラム for Future Change Makers

  • 大学リソースを活用した部活動の地域移行の...

    大学のリソースを活用した運動部活動の地域移行の実現可能性について、施設などの物理面、人、カネ、学校側の考え方など多面的に検証する。

    詳しくはこちら大学リソースを活用した部活動の地域移行の受け皿整備の検証

  • Hero Makers 「未来の先生」へ至るEMBA型共...

    「世界のあらゆるテクノロジーを集めた教室」と「ソクラテスが教える空っぽの教室」、どちらに自分の子供を任せたいだろうか? そんな示唆的な...

    詳しくはこちらHero Makers 「未来の先生」へ至るEMBA型共創プログラム

  • 高齢化したニュータウン(リビングラボ)を...

    ●多世代交流型の様々な事業を通じて、(高齢世代を中心とする) 地域住民に多様な能力発揮の場・貢献機会を創り出すこと。● そのような様々な事...

    詳しくはこちら高齢化したニュータウン(リビングラボ)を学び場とした人材育成プログラム

  • ルールメイカー育成プロジェクト2021

    既存の校則やルールに対して生徒が主体となり、先生・保護者などの関係者との対話を重ね納得解をつくること(ルールメイキング)を通して、課題...

    詳しくはこちらルールメイカー育成プロジェクト2021

  • 民間資金を活用した教育財源エコシステムの...

    詳しくはこちら民間資金を活用した教育財源エコシステムの構築に関する実証事業

  • 新しい「教員向けファシリテーション研修」事業

    社会問題をテーマとした生徒の探究を支援する教員の育成を通じて、中高生および教員における社会問題に対する視点やモチベーション、課題設定力...

    詳しくはこちら新しい「教員向けファシリテーション研修」事業

  • 地域の企業・大学が小中高生に学びの機会を...

    地域の中で企業や大学、教育関係者が一丸となって人材育成を進めるための仕組みの構築

    詳しくはこちら地域の企業・大学が小中高生に学びの機会を与えるサードプレイス



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら