1.高等学校の情報科目での授業カリキュラム構築と実証 2. 学生サポーター育成のための集中研修(FAB CAMP)プログラム開発と実証 3. チェンジ・メイカーが制作を進めるための創作空間FAB SPACE (リアル / クラウド制作空間)の設置と授業外での活動サポートの有効性の実証
ノートパソコン(microsoft surface laptop 40台)、3Dプリンタ(AFINIA H400)、レーザーカッター(Trotec )、IoT Kits(SONY MESH)、iPad、Adobe Illustrator、Autodesk App 等
つくりたいもの、解決したい課題から取り組んでいく
詰め込み型の知識の習得方法とは異なり、FABやSTEMが目指している取り組みは「つくりながら考える」実践型の学習のアプローチが特徴です。それは、必要な知識を必要な時に調べ、身につけていく手法でもあります。主体的な学習として、まず何をしたいか、どんな課題を解決したいか。そのためにどのようなアプローチが有効かを 学習者自身が手を動かし、試行錯誤する姿勢を重要視しています。
“つくりたいものが思いつかない” 問題
テクノロジーはとてもパワフルですが、あくまでもツールです。ツールの使い方を覚えても、「発想できない」「新しいことが思いつかない」という学生が非常に多いです。国際STEM学習協会では、この状況をとりわけ深刻な課題として位置づけています。そのため、アイデアを形にする初期の段階として、発想法に力を入れています。アイデアや発想力は鍛えることができるということを早い段階で知る必要があるからです。
アイデアを形にするプロセスを身につける
アイデアを形にするために、どのようなプロセスが必要なのかを実際に手を動かしながら学んできます。マイプロジェクト(オリジナルのアイデア)を起点に、学習者自らがチェンジ・メイカーになるために必要なプロトタイピングスキルと情報リテラシーを身につけていくことを目指しています。制作プロセスをドキュメンテーションしていくことも重要なポイントです。
制作プロセスを記述し、シェアする文化の一員へ
本事業では、全ての学生がFabble(ファブル)というドキュメンテーションプラットフォームのアカウントを持ち、制作プロセスを記述していきます。他の学生の進捗状況を知るだけでなく、自分のプロジェクトを論理的にまとめ、発信し、伝える力を、ページをつくりながら培っていきます。日々のレポートや画像、動画、モノのデータも共有することが可能です。
https://fabble.cc/
ー
https://www.globalstem.org/
実証事例名 | ものづくり(FAB)×課題解決のワクワクを学びへ連結する教育プログラム (FABLABの公教育導入実証) |
---|---|
受託事業者名 | 一般社団法人 国際STEM学習協会 |
実証年度 | |
事業カテゴリー種別 | |
実証地域 | 神奈川県:藤沢市 |
実証校 | 湘南学園中学校高等学校 |
対象 | |
対象者 | 湘南学園中学校高等学校 高校1年生 |
対象学年 | 高校1年生 |
18mの「動くガンダム」を起点としたSTEAMコンテンツ、アニメ発信のプロジェクトを題材にして、興味関心を促し、普段の生活の中にも学びがあると...
中山間地域での部活動の地域移行において最も大きな課題の一つである生徒の移動手段の確保について、タクシーと乗合MaaSアプリを活用した送迎の...
①学校内外での学習ログの連携・活用 実証校における、学習ログの具体的な連携・活用事例の創出 ②連携・活用による効果 学習ログの連携・...
学校・地域内に閉じていると、学びの機会が限定的になり、生徒一人ひとりの多様な学びのニーズに答えることは困難なため、「学校・地域を越えて...
誰ひとり取り残さない教育”の実現のためには、自治体や家庭の状況に関わらず、不登校児童・生徒の学びが保障されたモデルの開発を行うことが目的...
探究学習を普及・促進させるための、全国各地の様々な学びの場における探究学習プログラムの導入実証、及び導入に向けたニーズ・課題の把握・分析。
創造性、課題設定解決力を育成する世界の人材開発競争に遅れないイノベーションを起こせる人材育成、人材育成のための指導者の発掘、育成、能力...
多様な子どもの集う公立小学校において実施可能な、「未来の教室」における実践事例の創出