STEAM ライブラリー

EdTech データベース

「未来の教室」通信

STEAM ライブラリー

EdTech データベース

「未来の教室」通信

ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   資⾦運⽤モデルを⽤いたコレクティブな教育事業創出スキームの実証~持続可能な学びと共創の場の実践~
  • line
持続可能な学びと共創の場の実践 一般社団法人 Arc & Beyondのイメージ1


実証事業 報告書

  成果報告 (2024年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

持続可能な学びと共創の場の実践 一般社団法人Arc&BeyondPDF:持続可能な学びと共創の場の実践 一般社団法人Arc&Beyond

  成果報告 (2024年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

冊子 持続可能な学びと共創の場の実践 一般社団法人Arc&BeyondPDF:冊子 持続可能な学びと共創の場の実践 一般社団法人Arc&Beyond

本事業について

背景

これからのイノベーション人材育成において、デジタルテクノロジーに触れながら主体性と創造性を育む機会は不可欠です。
特に本実証では、以下の課題に注目しました。
1.自分で選択できる中高生になる前の小学生の段階で、学びの選択肢が広がる機会が少ない。
2.小学生は保護者との関わりが強いが、保護者のデジタルテクノロジーに対する関心が薄い。

目指す姿

さまざま地域で、子どもも大人も一緒に関わる持続可能な「学びと共創の場」が実現されることを目指します。デジタルスキルの有無にかかわらず大人が参画でき、地域資源を活用した持続可能な場づくり、および、地域全体の学びと共創の力が高まっていく仕組みづくりの検証を行った。

概要

小学生を対象にした、子どもも大人も一緒に関わる持続可能な「学びと共創の場」づくり


(※クリックで拡大表示します)

本実証の取り組む内容について、以上の背景から課題と仮説を抽出し、実証内容を定義した。

実証1. 「学びと共創の場」への民間事業者の参画のあり方は?


(※クリックで拡大表示します)

<4つのステップですすめた地域の方とコミュニケーション>
1-1. ハブとなる地域コーディネーターや団体とつながる
1-2. 地域の⽅に「学びと共創の場」を実際に体験してもらう
2-1. 興味を持った地域の方とオープンにディスカッションする
2-2. 実施事業者の課題感と「学びと共創の場」をすり合わせる
3-1. 実施に向けたヒト・モノ(場所)を確保する
3-2. 実施に向けた講師向けワークショップを行う
3-3. トライアルを実施し、振り返りを行う
4-1. 継続のために、ヒト・モノ・カネの落としどころを議論する
4-2. 自走を開始する

実証2. さまざまな地域に適用可能な「学びと共創の場」づくりの方法は? ~ デジタルクリエイションツールの検討 ~


(※クリックで拡大表示します)

<デジタルクリエイションツールの検討>
A. 身近な課題解決や表現への活用が主体
B. プログラミングの学習が主体
本実証では、Aのツール群の中から問題解決に親和性が高いMESH活用してベースプログラムを構築

実証2. さまざまな地域に適用可能な「学びと共創の場」づくりの方法は? ~ ベースプログラムの検討 ~


(※クリックで拡大表示します)

<ベースプログラムを実施する上での8つのポイント>
内容について
1. テーマ
2. プログラム構成
3. ファシリテーション
4. 導入

実施について
5. ワークの形態
6. 作業空間
7. 開催場所
8. ​集客方法

成果

地域で持続可能な「学びと共創の場」の実現に向けて


(※クリックで拡大表示します)

1. 適切なツールとプログラムがあることで、教育事業者でなくても、デジタルテクノロジーを活用した創造性を育む学びの機会はつくることができる
2. 地域内の教育事業者の有無にかかわらず場をつくることができ、経済的にも継続の可能性を高めることができる
3. 公的資金や寄付なども活用しながら、結果や実利が見えてくれば、民間事業者の関与度合いも高まっていくことが期待される

実証1. 地域の特徴を生かした「学びと共創の場」の展開


(※クリックで拡大表示します)

気仙沼:地域の女性たちが持つ強みを掛け合わせた「学びと共創の場」の展開
秋田:児童養護施設での「学びと共創の場」の展開
実証1について、4つのステップを経て地域とのコミュニケーションを行った。民間事業者を巻き込むためには、テーマやビジョンに共感する地域コーディネーターを見つけることに始まり、地域でのトライアル実施を重ねて、実施に必要な金額規模のすり合わせ・テーマへの共感・共有財産に対する理解度を向上させることがポイント。実利や結果が見え始めてから、検討可能になる事業者が多いことも見えてきた。

実証2. デジタルテクノロジーに関するベースプログラム開発


(※クリックで拡大表示します)

実証2について、様々な地域において今回作成したベースプログラム実施する上で、再現性を高めるために必要な8つのポイントを明らかにした。
内容について
1. 生活に身近なテーマ
2. 専門知識を必要としないプログラム
3. 子どもの主体性を大事にした伴走支援
4. 適切なステップに分解された導入

実施について
5. グループワーク
6. 自由度の高いスペース
7. 行きやすい場所
8. ​告知・広報連携

実証環境

MESH, タブレット/PC


お問い合わせ先

https://arc-beyond.org/contact/

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名資⾦運⽤モデルを⽤いたコレクティブな教育事業創出スキームの実証~持続可能な学びと共創の場の実践~
受託事業者名一般社団法人 Arc & Beyond
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域宮城県気仙沼市、秋田県
対象

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • 栄養教諭が学校・教員を繋ぐ架け橋となる 食...

    “栄養教諭“に着目し、学習者にとって身近で自分ごとにしやすく、他分野に個別探究が発展する「食(チョコ)」を題材に学びのSTEAM化を目指す。

    詳しくはこちら栄養教諭が学校・教員を繋ぐ架け橋となる 食から始まる「学びのSTEAM化」促進事業

  • 地域課題解決をテーマとした探究学習のSTEAM...

    探究学習を推進する上での障壁となっている①教員間のノウハウの共有・蓄積、②外部のプレイヤーとの活発なコミュニケーションに着目し、ツールの...

    詳しくはこちら地域課題解決をテーマとした探究学習のSTEAM化に向けた実証~学びのSTEAM化の全国普及に向けた公立高等学校におけるSTEAMライブラリーおよびラーニングマネジメントシステムの活用~

  • 実社会と学校を繋ぐSTEAMプログラムの開発&...

    学校での学びと実社会で必要とされる考え方や科学技術には未だ大きな乖離がある。そこで、この取り組みでは、学校での学びと実社会を繋げるべく...

    詳しくはこちら実社会と学校を繋ぐSTEAMプログラムの開発&実証実験

  • 旅のミライへ!地域と紡ぐ「観光」教育プロ...

    小学校から高校まで、観光産業の知識や構造に関する知識を習得し、仮想旅行や観光政策の検討など、観光への取組みが経済効果をもたらすのか、「...

    詳しくはこちら旅のミライへ!地域と紡ぐ「観光」教育プログラム

  • AIドリル「Qubena」の学習ログを活用した観...

    EdTechサービス(Qubena)と学校現場(新渡戸文化学園)のオープンイノベーションにより、AIドリル「Qubena」の学習ログを用いて学校での観点別評価...

    詳しくはこちらAIドリル「Qubena」の学習ログを活用した観点別評価の検証(Qubena×新渡戸文化学園のオープンイノベーション)

  • 学校施設を有効活用した学びと体験が充実し...

    詳しくはこちら学校施設を有効活用した学びと体験が充実した地域のサードプレイスづくり~持続可能な運営のための調査研究事業~

  • 高齢化したニュータウン(リビングラボ)を...

    ●多世代交流型の様々な事業を通じて、(高齢世代を中心とする) 地域住民に多様な能力発揮の場・貢献機会を創り出すこと。● そのような様々な事...

    詳しくはこちら高齢化したニュータウン(リビングラボ)を学び場とした人材育成プログラム

  • 地域の企業・大学が小中高生に学びの機会を...

    地域の中で企業や大学、教育関係者が一丸となって人材育成を進めるための仕組みの構築

    詳しくはこちら地域の企業・大学が小中高生に学びの機会を与えるサードプレイス



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら