STEAM ライブラリー

EdTechライブラリー

「未来の教室」通信

STEAM ライブラリー

EdTechライブラリー

「未来の教室」通信

ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   地理的制約を超えたオンライン課外活動の実践
  • line
地理的制約を超えた学校横断オンライン課外活動の実践のイメージ1


実証事業 報告書

  成果報告 (2024年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

最終報告 学校法人立命館PDF:最終報告 学校法人立命館

本事業について

背景

学校単独では専門指導体制が困難な中、地域により学習機会に格差が生じている。学校・地域の枠を超えた教育プログラムの実施モデルが未確立であり、京都府では「学び・繋がる未来の扉」プロジェクトでオンラインを活用した学校横断型教育環境づくりに取り組んでいる。​

目指す姿

探究的な学びにおいて、大学がハブとなる中間支援スキームを構築し、場所の制約を越えて子どもたちの探究心や研究心を「伸ばす学び」の機会を持続的に提供する。​

概要

実施内容


(※クリックで拡大表示します)

学校横断のオンライン課外活動の実施及び、​活動を支えるスキームの構築
●学校横断のオンライン課外活動によって、子供たちの探求心や研究心・生きる力を育めるか?​
●教育・研究機関としての大学が果たすべき支援の在り方を検証するとともに、持続可能なコンソーシアムの構築・拡大方法を確立する。​

学びのWEBラボ運営体制


(※クリックで拡大表示します)

京都の府立高校6校でオンライン課外活動「学びのWEBラボ」を実施​
●ロボット、プログラミング等のSTEAMを軸としたメタバース上での学校横断のオンライン課外活動の運営​
●スキーム・プログラムの評価・見直し​
●課題・成功の要諦の抽出

参加校の地理的分布


(※クリックで拡大表示します)

「学びのWEBラボ」参加校の地理的分布
本年度学びのWEBラボには計6校が参加。​
北は西舞鶴高校、南は南陽高校まで、参加校間の最大距離は約100kmに及ぶ。

コンソーシアムの構築と拡大


(※クリックで拡大表示します)

オンライン課外活動を運営するコンソーシアムの構築と拡大
●定期的に、メタバースの研究会や体験型の研修会を実施​
●教育×メタバースをテーマに研究機関・教育委員会・複数の学校などが連携するコンソーシアムの構築と拡大​
●各組織の役割分担の明確化

成果

オンライン課外活動の有効性


(※クリックで拡大表示します)

外部専門家との連携による学校横断型オンライン課外活動は探求心育成に有効で、複数校の生徒が多様な視点に触れ興味関心を深められた。
一方、メタバース利用は設備調整や通信環境整備など運用上の課題が明らかになった。​

コンソーシアムの運営


(※クリックで拡大表示します)

学校横断オンライン課外活動の持続的運営には大学中心の地域コンソーシアム組成が有効と実証された。
特に自治体との連携が重要で、4自治体とのヒアリングで可能性を見出した。
また大学主催研究会を通じ、高校生から経営層まで幅広い参加者による運営ノウハウの蓄積ができた。​

実証環境

端末:各実証事業校で生徒に配布されているiPadを使用
ツール:課外活動として交流会の際はZoom、連絡や講師への質問、相談はTeamsを使用
通信環境:基本的な活動は教育用ネットワーク、制限がある場合はモバイルWi-Fiを使用


お問い合わせ先

学校法人立命館 OICリサーチオフィス​
氏名(フリガナ): 藤澤 奈央(フジサワ ナオ)​
メールアドレス:fu-n25-a@st.ritsumei.ac.jp​
電話番号: 072-665-2570

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名メタバースを「学びのサード・プレイス」とした​新たな教育パラダイムの創出・実践・量的指標の開発
受託事業者名学校法人立命館
実証パートナー名京都府教育委員会、東京書籍株式会社 、株式会社Halle Game Lab
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域京都府
実証校京都府立工業高等学校、京都府立西舞鶴高等学校、京都府立北洛高等学校、京都府立桃山高等学校、京都府立京都すばる高等学校、京都府立南陽高等学校
対象

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • 浦幌町から発展する子どものスポーツ環境を...

    北海道浦幌町の部活動の地域移行を見据え、ICTを活用した指導サービス・アスリートを活用した収益事業のプロデュースを実施し、地域側ではコーデ...

    詳しくはこちら浦幌町から発展する子どものスポーツ環境を核とした地域の持続可能な価値循環モデル(アスリートの知見を活用した地域ステークホルダーの学び合い)

  • 挑戦し続ける全ての学生を支援する成長スキ...

    ・試験的な部活動支援・教育プログラムの実施であり、適切なサービス・デザインを実施し、同時に評価を行う事。 ・既存の部活動支援・教育プロ...

    詳しくはこちら挑戦し続ける全ての学生を支援する成長スキルシェア・プラットフォーム”BUKATOOL”

  • 地方展開を見据えた、放課後の時間を自らデ...

    高校生はリアルな社会課題、職業にふれる機会が限られており、ロールモデルと出会えず、特に地方においてその状況が顕著である。地方におけるサ...

    詳しくはこちら地方展開を見据えた、放課後の時間を自らデザインするレジデンシャル・カレッジの進化

  • 大規模自治体における地域資源・ネットワー...

    ・既存の受け皿組織の活用および新たな受け皿組織創出による部活動の地域移行の実施モデルの検証(大阪市) ・大学のリソースを活用した部活動...

    詳しくはこちら大規模自治体における地域資源・ネットワークを活用した部活動地域移行のモデル形成・検証

  • 「未来の教室」(学びの場)創出事業〜MaaS...

    AIかつグローバル人材を育成するため、MaaSを題材とし、幅広い層が年間を通じて学べるSTEAM教育のプログラムを構築する

    詳しくはこちら「未来の教室」(学びの場)創出事業〜MaaSをテーマとしたSTEAMコンテンツ実証〜②

  • 大学生(学部生)による産学連携授業『Ocha-...

    「Ocha-Solution Program」を活用し、企業人(技術者等)-学生-大学人(教授)が有機的に結びつき、学生が価値ある企業課題を解決することで「...

    詳しくはこちら大学生(学部生)による産学連携授業『Ocha-Solution Program』

  • 専門家と協働した教育活動資金確保のための​...

    詳しくはこちら専門家と協働した教育活動資金確保のための​ファンドレイジング実証事業​

  • 教科学習にSTEAMライブラリを活用した探究的...

    公立校の教科学習にSTEAM教育の視点を取り入れた探究的・教科横断的な学びの実践を目的として、「STEAM化で拡張された学びを教科に揺り戻した深...

    詳しくはこちら教科学習にSTEAMライブラリを活用した探究的・教科横断的学びの実践と評価



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら