ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   教育現場における生成AIの効果的な活用方法と現場導入に向けた課題に関する実証事業
  • line
教育現場における生成AIの効果的な活用方法と現場導入に向けた課題のイメージ1


実証事業 報告書

  成果報告 (2023年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

最終報告書 株式会社ベネッセコーポレーションPDF:最終報告書 株式会社ベネッセコーポレーション

本事業について

背景

教員オリジナルの授業実施や学力多層化が存在する中、全国一律の購入テスト活用が主流となっている現状に対し
生成AIを活用したテスト作問により、個別最適な学びに繋がる教育の質向上と業務負担削減を図る。

目指す姿

最終的に「学びの自律化」として子どもが生成AIを活用し学びの成果や疑問に対して瞬時にフィードバックや学習方法が提案されるフェーズ3の実現を目指す。
本実証はフェーズ1として教材の質進化の検証を行った。

概要

プロンプトの研究開発

テスト作問の効率化を目的として、生成AIを利用したテスト問題作成において必要な入力と出力を定義し、汎用的に使えるテンプレートを作成した。さらに授業内容範囲をベースとしたテストや児童の習熟度に合わせた発展内容の作問、学習指導要領を踏まえたテストを作問するプロンプトを開発した。

フィールドでの実証実施

小学校2校にご協力いただき、生成AIでのテスト作問の実証を行った。教員の皆様には、開発したプロンプトを使用したり、ご自身の学年に合わせてカスタマイズしたりしながら、作問を実際に体験してもらった。アンケートやディスカッションを通して、テスト作問に生成AIが有用であるかどうかについて意見を集めた。

成果

①教育の質向上
生成AIのテスト作問に対して、「学校現場に何らかの利点をもたらす」と感じた教員はアンケート結果で96%に上った。具体的には、習熟度や難易度の考慮、授業の内容・進度を反映するなどのカスタマイズ性に期待感があることが明らかになった。学習指導要領などをプロンプトに入れることで問題の質が向上したと感じる教員が多かった一方で、それらのソースを探すのに時間がかかるという課題も指摘された。そのため、教育用生成AI(事前に学習指導要領等を読み込んだものなど)の提供を期待する声も寄せられた。

②業務効率化
「テストを自作する場合と比べて作業時間が削減される」と感じた教員が64%に上り、生成AIがテスト作問の効率化に一定程度寄与することが明らかになった。プロンプト例があると、時間的・心理的な負担が軽減され、期待に近い出力が得られるという意見が多く寄せられた。 しかし、自身の教科・学年のプロンプトを一から作成する場合、それが新たな業務負荷となり、時間削減の幅は小さくなるとの意見もあった。 今後は、プロンプトの作成自体の効率化を図るとともに、画像などを含めた入出力形式の多様化が実現できれば、さらに業務時間の短縮に繋がるとの期待が寄せられた。

実証環境

外部にデータが流出しないセキュアなチャットボット環境を用意し、教員の皆様にはご自身の端末からアクセスしていただき実証を行った。


お問い合わせ先

氏名(フリガナ) :國吉 啓介 (クニヨシ ケイスケ)
メールアドレス:kuniyoshi@mail.benesse.co.jp
電話番号:080-6643-9742

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名教育現場における生成AIの効果的な活用方法と現場導入に向けた課題に関する実証事業
受託事業者名株式会社ベネッセコーポレーション
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域埼玉県蕨市、千葉県市川市
実証校蕨市立北小学校、私立昭和学院小学校
対象
対象学年小学校1年生~6年生

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • Edtechを利用した探究と教科学習の連動によ...

    詳しくはこちらEdtechを利用した探究と教科学習の連動によるDX人材の育成モデル創出

  • 高大接続・大学入試改革を見据えた教員向け...

    PBLの指導をできる教員を育成すること。 また地域の企業人や大学生なども巻き込んだ地域ネットワークを構築することで、教員同士が学び合うネッ...

    詳しくはこちら高大接続・大学入試改革を見据えた教員向け教材・研修プログラムの開発・実証

  • 「未来の教室」実証事業~渋滞/混雑解消をテ...

    創造性、課題設定解決力を育成する世界の人材開発競争に遅れないイノベーションを起こせる人材育成、人材育成のための指導者の発掘、育成、能力...

    詳しくはこちら「未来の教室」実証事業~渋滞/混雑解消をテーマとしたSTEAMS化のPBLのライブラリ構築~

  • 挑戦し続ける全ての学生を支援する成長スキ...

    ・試験的な部活動支援・教育プログラムの実施であり、適切なサービス・デザインを実施し、同時に評価を行う事。 ・既存の部活動支援・教育プロ...

    詳しくはこちら挑戦し続ける全ての学生を支援する成長スキルシェア・プラットフォーム”BUKATOOL”

  • 学校施設を中心とした地域×スポーツクラブ産...

    地域スポーツクラブがサービス業として自立しつつ、部活動の受け皿となりうるための課題抽出し、検証を行う

    詳しくはこちら学校施設を中心とした地域×スポーツクラブ産業の融合による社会システムの検証 ~立教学院版~

  • 若者の自殺対策@小布施町を題材にした人材...

    複雑で個別化した社会のニーズへの対応を必要とする地域課題を取り上げ、多様な当事者へのヒアリングや調査、事業構想などを通じて、社会変化に...

    詳しくはこちら若者の自殺対策@小布施町を題材にした人材育成プログラム

  • 教育長が主導する学校や学びの転換プログラム

    詳しくはこちら教育長が主導する学校や学びの転換プログラム

  • 地域移行における課題解決を目指したツール...

    ①デジタルツールによる指導者の負担減:BUKATOOLによる外部指導員委託時の業務効率化 ②指導者・管理者の確保:地元スポーツ団体と連携による指...

    詳しくはこちら地域移行における課題解決を目指したツールの導入効果検証



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら