ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   地域課題解決をテーマとした探究学習のSTEAM化に向けた実証~学びのSTEAM化の全国普及に向けた公立高等学校におけるSTEAMライブラリーおよびラーニングマネジメントシステムの活用~
  • line
STEAMライブラリーコンテンツ「地方創生はあなたのまちを救えるか?」を活用した授業の様子です。のイメージ1
先生との授業内容に関するMTGをZoomで行っている様子です。のイメージ2
先生との探究ツール活用に関するMTGをZoomで行っている様子です。のイメージ3
戸手高校における最終発表会にて各グループが発表後を受けてディスカッションを行っている様子です。のイメージ4
周防大島高校における最終発表会にて、スライドを活用して最終発表をしている様子です。のイメージ5

実証事業 報告書

  成果報告 (2022年度)  

成果報告(PDF)を参照いただけます。

テーマB最終報告書 株式会社YMFG ZONEプラニングPDF:テーマB最終報告書 株式会社YMFG ZONEプラニング

本事業について

目的

探究学習を推進する上での障壁となっている①教員間のノウハウの共有・蓄積、②外部のプレイヤーとの活発なコミュニケーションに着目し、ツールの導入とSTEAMライブラリーの活用による解消を試みた。

概要

ステップ①授業での活用に向けた学校との調整

実証事業開始時に、各学校では既に授業が進行しているため、どの授業を活用して実証を行うかを協議して調整を実施しました。調整に際しては、YMZOPの作成したコンテンツを活用した授業メニュー案を提示することで、具体的にどのコマで実施するかを議論しやすくしています。
あわせて、校長先生や学年主任の教員だけではなく、教員全体に向けて取り組み内容を説明することで合意形成を図りました。

ステップ②授業レクチャーと教員との意見交換の実施

STEAMライブラリーのコンテンツを活用した授業の実施に向けて、教員向けにレクチャーを実施しました。
教員との意見交換の際に、教員側としてもコンテンツを活用する際にはその中身をちゃんと理解していないと使えないとの指摘があり、YMZOPが作成した指導案について具体的な話し方も含め、これまで作成した指導案の内容を詳細化する等の工夫を行いました。
指導案については学校側で既に作成しており、作成済みの資料をベースにどうアレンジするか協議していくケースもあり、学校に合わせた柔軟な支援を行いました。

③教員によるSTEAMライブラリーを活用した授業の実施

レクチャーを経て、教員が実際にSTEAMライブラリーを活用して授業を実施しました。なお、授業におけるSTEAMライブラリーの使用に関しては、各学校の進捗度合いに合わせて柔軟に対応しました。具体的には、周防大島高校ではYMZOPが作成した指導案に基いて動画やワークシートを多く活用し、他の2校は既に進行している授業の内容を踏まえて授業の一部で動画を視聴する等、状況に応じた活用を行いました。

教員からのフィードバック

本実証にご協力いただいた教員の方からフィードバックを頂いています。
■コンテンツを活用した感想
指導案やワークシートといったコンテンツがあると、地域を活性化するといっても、具体的にどういうことを行えばいいのか、どのような要素が必要になるのかということは教員側もあまり理解できていない部分が多い。伴走支援の中で様々な話をお聴きできたことも踏まえて、教員として指導には非常に役立つと感じた。
■詳細な指導案の必要性について
やはり、詳細な指導案があると非常に助かると感じている。授業実施において教員が内容を理解する必要があるが、動画とワークシートとだけでは中々理解できない部分も多く、時間を要する。
今回、台本形式の指導案を作成頂いたことで、全体のストーリーの理解において非常に役に立ったと感じた。

成果
実証環境

各生徒の端末からラーニングマネジメントシステム「Time Tact」にアクセスできるよう使用権限を付与


お問い合わせ先

future_academy@hakuhodo.co.jp

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名地域課題解決をテーマとした探究学習のSTEAM化に向けた実証~学びのSTEAM化の全国普及に向けた公立高等学校におけるSTEAMライブラリーおよびラーニングマネジメントシステムの活用~
受託事業者名株式会社YMFG ZONEプラニング
実証パートナー名広島県教育委員会、山口県教育委員会、株式会社Study Valley
実証年度
事業カテゴリー種別
実証校広島県立庄原格致高等学校、広島県立戸手高等学校、山口県立周防大島高等学校
対象
対象学年高校2年生~3年生

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • グローバルキャリア探究キャンパス「CROSS B...

    詳しくはこちらグローバルキャリア探究キャンパス「CROSS BRIDGE」

  • 学校をフィールドにした総合型放課後サービ...

    本事業は、沖縄県うるま市において学校管理下で行われている「部活動」を将来的に地域移行するため、民間事業者が地域スポーツクラブの設置及び...

    詳しくはこちら学校をフィールドにした総合型放課後サービスによる持続可能なクラブ運営のための調査研究事業

  • 未来を創る当事者を育むための教育へ、スポ...

    詳しくはこちら未来を創る当事者を育むための教育へ、スポーツクラブが紡ぐ教育と地域と企業との連繋​

  • プロスポーツチーム等との連携による「新し...

    地域のスポーツ資源の力をフル活用し、市内の子どもたちが、各自の興味・関心・能力に合わせて安全・安心にやりたいスポーツを持続的にできる環...

    詳しくはこちらプロスポーツチーム等との連携による「新しい放課後スポーツ」に関する実証事業

  • PLR構築に向けた学習ログ標準化とユースケー...

    「学習ログ」活用モデルの検証を通し、今後のPLR構築の要件定義につながる、公教育(一部民間教育含む)でのデータ利活用についての利用用途を踏ま...

    詳しくはこちらPLR構築に向けた学習ログ標準化とユースケースの整理に関する実証

  • 群馬・高崎、福島・大熊プログラム

    ①群馬県高崎市、②福島県大熊町にて、地域の課題を学習者が発掘・設定し、1ヶ月、3ヶ月、あるいは数ヶ月連続的に同じ地域の方々と関わりながら...

    詳しくはこちら群馬・高崎、福島・大熊プログラム

  • 顧客の「横断的体験」を生み出せる「システ...

    産業構造の大きな変化の中で求められる横断的な体験を作り出すための”システムとしてデザインする”という新しいスキルについて定義し、これを習...

    詳しくはこちら顧客の「横断的体験」を生み出せる「システムデザイン人材」を育成する講座の開発

  • 地域×スポーツクラブによる放課後サービス創...

    民間スポーツクラブは運動部活動地域移行の受け皿となりうるか。計4回の協議会(「民間スポーツクラブ」「学校教員」「生徒・保護者」「教育委員...

    詳しくはこちら地域×スポーツクラブによる放課後サービス創出の可能性についての実証



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら