ホーム   >   「未来の教室」 実証事業   >   私学高等学校・中学校における部活動の新しいプラットフォーム(関学モデル)構築に向けて
  • line
のイメージ1


実証事業 報告書

  成果報告 (2021年度)  

2021年度 の 成果報告(PDF)を参照いただけます。

「未来のブカツ」実証事業成果報告2021:関西学院高等部・中学部PDF:「未来のブカツ」実証事業成果報告2021:関西学院高等部・中学部

本事業について

目的

部活動を取り巻く教員の働き方改革を進め、持続可能な部活動の仕組み構築を目指す
1.教員の働き方が適正となる部活動を目指す
2.関西学院の目指す「真に豊かな人生」につながる部活動の実現を目指す
3.部活動における私学としての新しい仕組み(プラットフォーム)の構築を目指す

概要

部活動の教育的価値とは


(※クリックで拡大表示します)

①各教員の「主観」により、部活動の教育的意義を問いなおすこと
②「関学らしい部活動」について教員が互いにアイディアをだすことを目的に合同教師会で学校部活動の教育的意義を議論。
部活動の教育的意義は、リーダーシップや専⾨性、⾃主性(主体性)、規律、⽣活習慣、人間関係構築力、向上⼼、メンタル、⼈間⼒を育むこと、努⼒し、問題解決をする⼒、忍耐⼒や柔軟性、積極的な姿勢、感謝の気持ち、失敗しても⽴ち上がること、仲間を思いやる気持ち、活動そのものを好きと思う⼼等の共通理解を持った。
部活動は生徒・教員ともに教育的意義があり、学校から切り離せないものと整理。一方で、この「教育的意義」は「部活動」でないと育めないポイントなのか、教員でないと担うことができない部分はどこかについては今後の検討課題。

部活動における教員の関わる範囲

私立学校では部活動が学校教育における特色の一つとなっており、部活動を職務から一律除くことには踏み切りにくい。実証事業内で実施したアンケート結果では、教員の意見は様々であり、今後も引き続き学校における部活動(特に私学)のありかた、部活動に関わる教員の職務の範囲については議論していく必要がある。

大会参加 資格について

大会参加 資格について

現行制度では半数以上の教員(53%)が大会引率をする必要があり、部活動顧問としての大会運営も年間多い教員で40~50日関わっている。また、大会引率や顧問としての業務が残る以上、教員としての責任を外部指導員に委託できない懸念を多くの教員が持っている。
運営も含む大会の在り方が変われば教員から切り離すことができる可能性もある。

プラットフォーム 設立時の手続きおよび課題について

経営課題、運営・管理上の課題、移行に向けた生徒募集の問題、事故などの課題、大会参加・運営の課題、労務に関する課題等、細かい点での課題がまだまだ多く、実現に向けて一つずつ潰していく必要があるものの、特に予算面(ランニングコスト)・労務面で大きな課題が残っている。

成果

新しい部活動のイメージ


(※クリックで拡大表示します)

教員の職務として、顧問業務(切り分け方は一定の日時、曜日、または職務内容を線引きを仮で想定)は職務として残すことを仮定。

A:KGクラブに任意で登録し、顧問業務以外の部分はKGクラブで指導を行える形、B:顧問業務以外の部分はKGクラブで外部指導者を活用、
C:活動日数等が少なくい場合は現在のまま顧問業務のみ実施する形を選択できる仕組みを目指す。


お問い合わせ先

future_academy@hakuhodo.co.jp

サービス情報サイト

ダウンロードコンテンツ
サービス事業者サイト
実証事例名私学高等学校・中学校における部活動の新しいプラットフォーム(関学モデル)構築に向けて
受託事業者名関西学院高等部・中学部
実証パートナー名スポーツデータバンク株式会社
実証年度
事業カテゴリー種別
実証地域兵庫県
実証校関西学院高等部・中学部
対象
対象学年高等部・中学部(高校・中学)

●このサービスをご覧の方はこんなサービスもご覧になられています。

  • 認知症ケア施設(リビングラボ)を学びの場...

    チェンジメイクを業務目的とする担当社員に対して、大牟田リビングラボを舞台にサービス開発の実践を通じ、Marketing4.0を超える人間観、コミュ...

    詳しくはこちら認知症ケア施設(リビングラボ)を学びの場とした人材育成プログラム

  • 普通科高校/総合学科高校改革 STEAM探究【...

    探究の指導における現場の課題解決とSTEAMライブラリーコンテンツの効果的活用を実現する。STEAM的なものの見方考え方を身につける探究導入プロ...

    詳しくはこちら普通科高校/総合学科高校改革 STEAM探究【スタートカリキュラム】実証

  • 個別教育計画とEdTech教材による不登校傾向...

    EdTech教材を活用することで、生徒一人ひとりの興味・進度・意欲に応じた学習を先生の負担を増やさないように実現したうえで、他校でも再現でき...

    詳しくはこちら個別教育計画とEdTech教材による不登校傾向のある生徒の学習支援

  • 探求学習と教科学習のサイクルを回す「知の...

    ・5ケ年計画で「知のナビゲーター」による探究学習を全国(+海外)で可能にする ・探究的な学びと教科学力の両立が可能であることを示す

    詳しくはこちら探求学習と教科学習のサイクルを回す「知のナビゲーター」

  • 新しい「教員向けファシリテーション研修」事業

    社会問題をテーマとした生徒の探究を支援する教員の育成を通じて、中高生および教員における社会問題に対する視点やモチベーション、課題設定力...

    詳しくはこちら新しい「教員向けファシリテーション研修」事業

  • 顧客の「横断的体験」を生み出せる「システ...

    産業構造の大きな変化の中で求められる横断的な体験を作り出すための”システムとしてデザインする”という新しいスキルについて定義し、これを習...

    詳しくはこちら顧客の「横断的体験」を生み出せる「システムデザイン人材」を育成する講座の開発

  • 温泉旅館街(リビングラボ)を学び場とした...

    全国の温泉街における課題解決を題材としたイノベーション人材教育プログラム 全国にある温泉旅館街に、展開可能な人材教育プログラムとして、...

    詳しくはこちら温泉旅館街(リビングラボ)を学び場とした人材育成プログラム

  • 企業・チーム等とのパートナーシップによる...

    当社グループが沖縄県うるま市と連携して取組む、持続的可能なスポーツ環境の構築・スポーツビジネスの創出に向けたアプローチ手法が、環境の異...

    詳しくはこちら企業・チーム等とのパートナーシップによる新たな受け皿の創設と持続的な運営手法の調査事業



  • line



このページの上部に戻る
未来の教室の今(SPフッタのボタン)
未来の教室ってなに?
未来の教室通信:新規会員登録はこちら